更に有効な使い方(画面Bを用いて)

いつもいつも、あっという間に過ぎてしまう・・・
教師の仕事は、大変忙しく、日々の教材研究や参観・懇談会や学級事務、
学校・学年・学級行事、それに学級経営の工夫や取り組み、問題行動の対応等々に追われている間に、
「あっ、という間」に過ぎてしまった、というのが現実ではないでしょうか。

教師の仕事は、次々とやってくる事務処理的な仕事や定期的な毎日・毎週・毎月の仕事
を「日常をてきぱき処理していく力」と同時に
クラスの子ども達のために、じっくり考えて方針を立てたり、また方向転換したり、
クラス全体ばかりでなく、課題を持つ1人の子に有効な対応・方法を考えたり、
そしてそれらをささえる自分自身を高めるために、書籍を読むんだり、研究会に参加したりする
「クリエイティブな力」が必要です。

それらの力を日々変わる状況状況に応じて、使い分けていきながら、
より早く!
時にじっくりと、
そして慎重に進めていかなければなりません。

でも、教師といえども人間ですから、親や子ども達のちょっとした言動に悩んだり、
落ち込んだり、全く仕事が手に付かないときもあるでしょう。
でも、多くはクラスの子供達の笑顔に助けられながら、まわりの先生方に支えられながら
乗り越えていけると思います。

時にはストレスも溜まりますが、自分にあった解消法を身につけてください。
気分転換を心がけてください。
そして、できる限り自身の情緒を安定させましょう。
平常心を保つ技を身につけましょう。
そうすれば、きっとうまくいきます。

さあ、気分を落ち着かせて、所見に取りかかりましょう。
事務的にでなく、できるだけ子どもの目になって、
(忙しい時に所見を考えると事務的になってしまいやすいですから)
できるだけ、所見の元データを、先ずはどんどん貯めていきましょう。

・・・・日常的な児童の頑張り、係活動や発表や取り組みや行事ごとの
作文などから・・・少しずつ記録して頑張って下さい。スイスイ(^O^)学期末を目指して!

今学期も、所見出ーたちゃんを、よ・ろ・し・く!


所見を書くには、日常の記録が不可欠ですね。
所見出ーたちゃんは、学期末に使うばかりでなく、学期のそれぞれの場面で使うことができます。

例えば、研究授業が終わった後、ノートをチェックする、発言の意欲的だった子をチェックする、
よい発言、光る発言の子をチェックする、まとめがしっかりできていた子をチェックする。

例えば、運動会の後に、練習に意欲を示した子にチェックする、演技(表現活動)がダイナミックで
生き生きと表現できた子にチェックする、係の仕事に進んで活動できた子にチェックする、

などなど、学期の途中から所見出ーたちゃんを使って、記録していきます。
つまり日常から学習や活動が一段落したら記録します。

記録したい子に、主な所見文を書いて(学期末や後からでもどのようなことを頑張ったか分かるように)
画面Bで該当する子にチェックを付け、「個別コピー」をクリックして所見文を各児童の所見文枠に配布します。

そして、必ず「全データの保存とコピー」をクリックして保存しておきましょう。

次回、記録したい事柄ができたら、また、画面Bから、「作成データの読み込み」をクリックして
前回保存しておいた各児童の所見文を読み込みます。

記録しては読み込み記録しては読み込み・・・
これを繰り返して、まめにまめに記録しておけば、学期末は大変スムーズに所見作成できます。

日常から気づいたときに、何か行事が終わったときに、1ヶ月ごとに等々それぞれの先生が、
好きなときにデータを蓄積していけば、本当にその子にあった、生き生きとした所見文を
作成することができます。

児童によっては、なかなか褒めることが見つからないとか、普通にがんばってはいるけれど、
取り立てて所見に書くほどでもないとかで、学期の途中、
「何も記入がされていない児童枠」ができてしまう場合があります。
そんな時こそ、目をこらしてしっかりその児童の頑張りを見つめましょう。
それでもダメなら、「声かけ」をします!

こうしたらいいよ。
これがんばってみて!
最近発言してないよ。ファイト!
などなどです。きっとそんな先生の声援に応えてくれると思います。

是非ご活用下さい!


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3学期後半に入ったら、おそらく学年末まで、あまり余裕なく
学習内容を全て教え、テストをして完了する事に集中せざるを得ません。
だから、今すべきこと、それは3学期の前半の子ども達の記録を
しっかりがっちり記録しておくことではないでしょうか。
テストや係の仕事などのがんばりについては記録していることでしょう。
それ以外にもちょっとしたがんばりや変化、覚えておきたいことは、
多忙を極める学期末になってからでは、いくらひねっても頭に出ては来ません。
ですから、今記録しておきたいです。
行事のがんばりはもちろんのこと、遊びや友達
学習中の良い発想、変化してきた発言や行動、文字が綺麗になってきた児童もいませんか。
そんなこんなを今のうちに記録しておきましょう。
「所見出ーたちゃん」で(^O^)。
日付記録オプションもあるので、学期末の「個人懇談会用」にも効果抜群です。


こんにちは。  (10月8日記述)
2学期制の学校は、今がまさに成績付けの真っ最中ですね。
世間では運動会シーズン、行楽の秋、芸術の秋など大変良い季節ですが、
2学期制の学校の先生方は、運動会と秋の学習発表会(音楽祭、学芸会等)の
合間に成績を付けるわけで、想像しただけでも大変だなあと思います。
ついこの前まで、運動会の表現活動の指導などを必死で頑張ってきて、
(しかも今年の9月は記録的な暑さで、日々炎天のグランドでの指導・・・
子ども達だけでなく教師にとっても「激務」でした)
それが終わると、学習発表会の計画も立てて、もう少ししたら取り組みはじめなければ
ならないこの時期に、それより更に重要な通知表作成があるわけですから。
とくに、所見は、夏休み前のことも休み明けのことも記述するので、
何を書き何を書かないかを選ぶのも、大変です。
どうか、お体を大切に、風邪等に気をつけて頑張って下さい。



こんにちは。(2007.09.18記述)
2学期がスタートして、早くも二週間が過ぎました。

 夏休みの間には、二学期になったら
こんなこともしてみたい、あんなこともと、様々なことを考えていました。
色々と研究会にも出てみたり、学校の研修で「子どもの見方」や
「学級経営のツボ」なども勉強してきました。

でも、いざ始まってみると、今年の暑さが異常だし、運動会の練習が予定通りに進まないし、
練習だけならまだしも、学習もなかなか思うように進められないしと、
自己嫌悪に陥ってしまいます。
しかも子ども達もなかなか、きびきびとは動いてくれないし・・・

でも、それは仕方のないことです。
子ども達は、それまではおそらく、クーラーの効いた涼しい部屋でテレビを見たり、
お菓子を食べたりして快適な生活を送っていたことでしょう。
それが、登校初日から厳しい残暑の、蒸し暑い教室で、じっと椅子に座って
学習したり、話し合ったりして、学校生活を頑張っているのです。
時間的にも行動面でも比較的自由が多かった生活から、決まった時間ごとに
決められたスケジュールに従って行動する制限のある生活へ、急に変わりました。

それにこの暑さの中、運動会の練習も始まり、太陽のギラつく運動場で動き回ったり
して、大変です。
慣れるまでは、これら暑さ、疲れ、眠気などと戦いながら、学習していくわけです。


 そんな状況下で教師はどのように、子ども達に進んで学習に向かい、運動会に
取り組んでいく前向きなやる気を持たせたらよいのでしょう。
1学期に、身につけたクラスの様々な習慣・ルール・モラルを
どのように、もう1度身につけさせたらよいのでしょう。

これは結構難しいことですね。

答えは簡単です。「学校は楽しい!」と感じさせたらよいのです。
子ども達は好きなことをしているときだけが楽しいのではありません。

汗をぽたぽたかきながら、そうじしたり、運動場を走ったり、ノートを執ったり
しているときでも、「学校は楽しい」のです。

クラスで色々なことを決めたり、友達と遊んだり、おしゃべりしたり、絵を描いたり、学習したり・・・
「よーし、○○○○を頑張るぞ!」と決意すると、苦しくても学校は楽しいのです。

先生から大事にされている、友達が遊んでくれる、色々なことが勉強できる、
教室にいるとホッとできる、などなど子どもによって違いはありますが、
それらを一つでも感じる子ども達は、
学校は楽しく、少々の困難でも立ち向かっていけるのです。

だから、教師も大変だけど、暑さや子どもの反応や親からの苦情などに
参ってしまったり、やる気がなくなってしまうときもあるけれど、
様々な思いを持った子ども達や、様々な状況におかれた子ども達に、
2学期の学校生活を楽しく、前向きに考えられる、
やる気が持てる
毎日にしてやりたいです。

できれば、下校するときにも、
「明日が楽しみだな・・・」と登校意欲がわくような、さよならにしたいです。

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