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ワード版3年3学期用一太郎版3年3学期用1年かをふり返ろう新聞
ワード版5年3学期用一太郎版5年3学期用2学期用(2学期用 掲載中)

学期末、学年末には、いつも「振り返りシート」を子ども達に書いてもらっています。
その学期の自分の学習や行動はどうであったか振り返らせることによって、
自分を客観的に見つめることができ、次の学期・学年へつなげることができます。

それによって、あまり良くない学期だったと感じた子にとっては、
次への頑張りの気持ちを持たせることができるように、
何事もよく頑張ってきた子にとっては、どのように頑張ったかの確認と
自分に対する賞賛、この頑張りを更に次に生かしていくために、
良い意味で成長の「証」(あかし)、「節」(ふし)として生かします。
ですから、書かせるときに、十分その学期や1年をふり返りやすくするために、
「いついつ」「どんな行事」があったか、「どんな学習」をしてきたかなど、子ども達の
記憶を十分に喚起してから、書かせると効果的です。

そして、その「ふり返りシート」を所見作成にも活用します。
それは子ども自身の反省と次への目当てを持たせるためのものですが、
所見を書くときにも活用します。
今まで所見に生かそうと情報収集をしてきたのに、一つもチェックが付かなかった
という子もいると思いますが、その場合は何を書いたらよいのか本当に迷います。
そんな時こそ振り返りシートに書かせた学習面・生活や行動などの子ども自身の自己評価を参考に、
その子のがんばったことについて書きます。
そして、再度その子が頑張ったことについて、テスト結果や行事や係について調べ、
書くべき内容を吟味します。
そこで案外素晴らしい一面を発見したりすることができるでしょう。

その子のよい面を見つけることができなかったことを反省しつつ、それを有効活用することで、
子ども一人ひとりが「この学習はこんなところをがんばった」「行事や取り組みでは、こんなことをに力を入れたよ」
という思い・感覚とずれることなく、
ぴったり合致した所見を書くことができます。