大津口総門(膳所城北口惣門)跡

所在地: 大津市西ノ庄

膳所城北総門=大津口総門(惣門)
 響忍寺
(こうにんじ)を過ぎて、左に石坐(いわい)神社を見ながら西へ進むと街道は右へ大きく屈曲したのちさらに左に曲がります(S字、クランク)。ここに「膳所城北総門跡」と記された石碑が建てられているだけでその面影はしのぶ事は出来ませんが大きく屈曲する道の形状が城下への見通しを拒んだ証と言えます。(遠見遮断)
総門、番屋などの遺構や記録は何も残っていませんがおそらく南の勢多口総門と同様と思われます。

 東海道は、ここから膳所城下の外を抜けて「馬場」「石場」から「大津宿」(現在の浜大津周辺)へとつながっています。ここは膳所城下町への京都側の入口で、江戸側の入口は勢多口総門です。

総門の開閉時間
 日の出とともに大津宿を発った旅人は、その日の内に土山宿まで向かうのが普通でしたから誰もが足早に過ぎていった。総門は明け六つから暮れ六つまで(午前6時〜午後6時)しか開きませんから、日の出前までは通してもらえなかった。

旧東海道大津・草津・水口までの距離 宿場町間距離
 大津口総門〜大津宿(2.5km、約40分)  大津〜京都 11.8km
 大津口総門〜草津宿(12km、約3時間)  大津〜草津 14.4km
 大津口総門〜水口宿(35km、約9時間)  大津〜水口 38.1km