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言われることは予想されていた。わが社とアラファト氏の接近に、
気を悪くしている国があるのだろう
翌25日午後、首相官邸を訪れた二人を自ら出迎えた森内閣総理大臣は
挨拶もそこそこに苦りきった表情で切り出した。
「困った事をしてくれましたねぇ・・・。これじゃまるで<失言のため削除>が
<失言のため削除>して<失言のため削除>した様なもんじゃないですか。」
バックにいる大国のことは匂わせず、あくまで政府としての意見のように
抗議する森首相に、二人は黙るよりなかった。
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「怒っている人もいるんですよ、わかるでしょ?」
やはりそうだったのか、口を開こうとする二人を制して首相は続けた
「だからね、言いにくいんだけどこれ以上わが国としても
御社に対する援助を続けるわけには行かないと、でなきゃ
<失言のため削除>が<失言のため削除>する時に
<失言のため削除>し忘れるみたいなもんだからね」
予想外の厳しい処分に驚いた二人が抗議しても、既に閣議で決定したという冷たい答え。、
呆然として立ちすくむ二人に首相は、
「じゃ、これから私はゴルフだから。あとはそっちでなんとかしてよ」
と足早に去っていった。
本社への帰途についた二人の間で交わされる言葉はなかった。