人形供養・霊神符・その他   

【ご祈祷のお寺】
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当山の縁起にも書いてある通り、元真言宗のお寺が江戸時代になり、日蓮宗に改宗したお寺です。そして、当山のご祈祷本尊の大威徳明王がたまたま牛に乗っているところから、いつとはなしに昔より、牛のご祈願所となって、酪農農家の方々の供養によって、当山が護持されていました。平成になって、農家に牛のいなくなった昨今、今の住職が入寺した時にはお檀家さまもご信者さまも無く、お寺を護持していただける方々が居られませんでした。廃寺になるのを待つだけとなっていましたのを、今の住職が入寺するに当たり、祈祷本尊の大威徳明王さまに願をかけられました。それは「家畜や動物のお世話を頂くのも結構ですが、それではお寺が成り立ちませんので、明王さま本来のすばらしいお働きを、困っている多くの人たちに差し向けていただきたい。そのためには、全国に涌泉寺・お題目・大威徳明王さまの存在を広めさせていただきますので、当山とご縁が出来た方々すべてが、幸せを感じていただけるような、絶大なるご守護をください。」と言うことでした。
そこで今の住職は、お寺をリニューアルして、お寺にアクセスなさったすべての方々に、いかなる困りごとにも対処させていただき、いかなるお願いも成就していただき、一度でも当山とご縁が出来たならば、幸せな一生を送ることが出来ますようにとの思いで、日蓮宗の大荒行の修行を五回もさせていただき、日々の生活にも精進をして、修法祈祷や、各回向供養などで以って、皆さんの幸せ実現のお手伝いをしております。
更に、日常茶飯事、幸せになってもらえる夢を”年中・夢求”しております。

【お人形供養
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住職が入寺してからも一月八日の「家畜の供養・祈願祭」は何百年と続いたいわば村の伝統行事ですから、中止をするわけにもいきませんし、全国規模で見ますと酪農農家がなくなっては居らず、まだペット供養ということもありますので暇とはいえ続行中です。
平成四年のある総代会の席上、一月八日の八日堂講にお人形の供養をしたらどうかという意見が出ました。総代と住職の協議の結果「お人形と言うのは太古の昔より、王侯貴族に従って家来が殉死していたのを、その人に代わってお人形を埋葬(埴輪)したり、人が病気を患ったときや物の怪に取憑かれた時等、お人形がその人の身代わりになるなど、とにかく人の身代わりに用いられるのがお人形でした。だからお人形の処分に多くの人がお困りだろうと思うので、お人形供養をさせていただきましょう」と言うことになり、早速に平成五年より始めました。
新聞広告をしたり、大祭日より二週間位前頃から看板を立てたりと、行事の広告に勤めてきました。平成十四年にインターネットに人形供養のことを紹介していただきましたところ、直ぐに全国よりお人形が送られてくるようになりました。そして、一月八日の大祭だけではお供養が出来なくなり、六月の第二日曜日の大威徳明王の年大祭に臨時人形供養祭をさせていただくようなまでになりました。総代ともどもたいそう喜んだり責任を痛感したりいたしております。
  *供養するお人形は木や鉄や陶器で出来たり、ぬいぐるみや百円キャッチャーなどどのような材質
    のお人 形も受け付けています。
  *お人形の付属物(雛人形の毛氈やぼんぼり・食器など。五月人形のこいのぼりやかぶとなど。リカ
    チャン人形の家財道具など)は全て受付しております。ガラスケースは基本的にはご遠慮いたし
    ておりますがどうしてもとおっしゃるお方はガラスケースごとお送りまたはご持参下さい。
  *お人形はご持参いただいても宅急便でお送りいただいてもお好きなようになさってください。お寺
    は二十四時間受付しておりますので何時でもご持参していただいて結構なのですが、その時お
    寺が留守のときがあってはいけませんから二・三日前にご連絡下されば幸甚です。
  *供養志納金は十キロ入りみかん箱(20×30×40cmの大きさの箱)にお人形の量が一杯ま
でを三千円にいたしております
が、これはあくまでもお布施です。お人形がみかん箱より多い量でし
    たらそれなりにお考え下さい。皆さんお送りいただく箱の中に供養志納金をお入れですので当方
    と致しましてはそれでも結構です
  *お送りいただく入れ物は宅急便が受付していただくものであればみかんの箱でなくても、段ボール
   箱でも袋でも何でも結構です。
お供養をなされるお人形には魂がこもっているので髪の毛が生えたり夜中に声や物音がした等の経験をしておりますので、受付した翌日の朝勤時には、日蓮宗の修法通りに抜魂供養のご祈祷をしております。その後一週間ほど朝のお勤めのお経をお堂の廊下で聞いていただいてから、この能勢地方はダイオキシン問題など公害問題には敏感ですのでお寺で直接お焚き上げが出来ませんので、仕方なく産廃業者に出しております。これではお人形さんに、あまりにも気の毒ですのでもう一度、一月八日か六月の第二日曜日に、お施主さまのご住所とお名前をお読み上げをさせていただき、再びお人形のお供養をさせていただいております。
これで完璧なのでしょうか、お供養の済んだお人形がありがたいと、ほかのお人形を呼んでいるように年々お供養の依頼が多くて、最近では北海道から沖縄だけではなく外国からも送っていただけるまでになりました。

【霊神符(お守り)】
霊神符の裏表、お守りの袋、霊神符の説明です。
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日蓮聖人のご遺文に「道場神、守護の事」と言うのがあります。そこに書いてありますことは「同名・同生の天これよく人を守護す・・・又云わく、身の両肩の神、なお常に人を護る・・・人、所生(うまれる)のときより二神が守護す。いわゆる、同生天・同名天、これを倶生神と言う。華厳経の文なり」として、ご守護神の一尊として日蓮聖人は理解されております。
当山ではお一人につき毎月五百円でお守りをお渡しいたしております。首から下げるように紐の付いたお守り袋もお渡しいたしておりますので、毎月送られてくる新しいお守りとお取替え下さい。先月の古いお守りを使い回しなどしないで、必ず郵送などでお寺までお返し下さい。
このお守りの名前が霊神符です。これは倶生霊神(略して倶生神=ぐしょうじん)と言う仏さまがあなたをお守りする[契りの符=ちぎりのあかし]です。そして、日蓮宗の霊断師会の本部より、毎月開眼=魂入れ、したお守りがお寺に送られてきます。そのお守りを当山ではより強固なお力でお守りの会員の皆さんにご守護をしていただきたいと思い、当山のご祈祷本尊の大威徳明王さまも併せてそのお守りに入っていただくために、一人一人のお名前を裏に書いて、お寺でもう一度開眼供養をしてからお守りの会員さまにお配りいたしております。
上記の日蓮聖人のご遺文に書かれている通り、人は生まれた時から左右の両肩に同生天・同名天と呼ばれる仏さまに護られています。同生天は身の危険を護ってくださる仏さまで、同名天は生活を護ってくださる仏さまです。この二つの仏さまを併せて倶生神と呼んでおります。お守りに入れた倶生霊神符は寝る時とお風呂に入る時以外は、家にいるときも外出するときも肌身からはなさないでください。
この倶生霊神のお守りを毎月取り替える訳は、一ヶ月の間の厄・災を未然に防ぎ、ご加護を下されたご恩に対し感謝の念を示し、新たなるお力を頂くためです。更に、霊神符のご守護のお力は絶大にして無限ですが、霊神符に込められた祈りは、ご加護を強くするために一ヶ月間に限られています。その為、必ず毎月交換しなければなりません。なぜなら、他の人にもそれぞれの倶生神さまがお守りしているので、当人だけの守りに専念していただくのです。倶生神さまのより強い守りを頂くように、毎月の初めに、その月の霊神符をいただき、必ず身に着けましょう。もっともっと倶生神さまを信じれば信じるほど、倶生神様からのご守護も強くなります。
[お守りお申し込み] 電話・ファックス・メール等でお申し込み下さい。
[お守り志納金支払方法]  書留郵便か郵便振り込みなどご随意になさってください。
[聖  徒]  倶生霊神様を心から信じそのお守りの霊神符を身に着けている当山のご信者様です。
[お守りの会(聖徒会)] 当山の聖徒の会の名称、現在は当山の一般のご信者さまと区別をしているだけ。
[お守りの会代表(聖徒会代表)] 霊神符のお世話をしている人、現在は当山副住職山口妙殊法尼です。
[霊断師] 日蓮宗霊断師会の道場にて一定の期間受講(修行)した人が霊断師としての称号を日蓮宗
        霊断師会より頂けるのです。当山では住職婦人で副住職の山口妙殊法尼が霊断師として
        活躍しています。当山の聖徒の方々には九識霊断法と言う霊断師会の秘法を以って、聖
        徒それぞれの抱えている悩みや困ったことを一応無償にて解決しています。

【参篭修行】
お寺に泊りがけでお出でになりませんか?住職と一緒に語らい、朝のお勤めを一緒になさってすがすがしい気持ちになりませんか。参篭堂のご利用をただいま募集中!
ご利用をご希望のお方は前もってお寺までご連絡下さい。

【ご縁結び】
この世にはいろんなご縁があります。人とはこのいろんなご縁で一生を生きております。
当山で、好いご縁をいただけますよ!   小石と赤い糸で・・・・・
駐車場の池に鎮座まします当山にとって新入りのご守護神さま、その名を「清流龍神」!と申します。
いろんなご縁のエキスパートのご守護ご龍神です。
ご縁をお望みのお方はお望みのご縁を・悪いご縁を良いご縁に・好いご縁はもっと好いご縁に・そのほかいろんなご縁の相談を直接清流竜神さまにお願いしてみてください。遠方のお方はお寺にご一報下さい。




                                  
                               
                                   
                                  
  本堂ご宝前
 明王堂ご宝前