ある夜、一通のFAXが番組に届きました。
それは、パティシエを職業となさっておられるおひとりのリスナーさんからのものでした。
「クリスマスにケーキをお届けしましょう」…FAXにはそう書かれていました。
Gotch、Masha、Yatch…もはや食べること以外悦びを見出せなくなった3人が狂喜乱舞したことはいうまでもありません。
そしてクリスマス直前の夜、これまでに見たこともないケーキがオンエア中の3人の目の前に並べられたのでした。
凝りに凝ったブレンドのショコラを贅沢に使ったドーム状のシルエットに、まるで天空を飾る星のような金粉がちりばめられたそのケーキはもまさに「大人」のためのた奥ゆきと深みに満ちた味わいでした。
さらにGotch、Masha、Yatchの三人が敬服したのは、ケーキをお届けくださり、番組内で自ら切り分けてくださったそのパティシェさんが、決して自分のお店の名前を明かそうとしなかったこと…つまり、あくまで番組のコンセ
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プトを忠実にまもり、それを楽しんで下さっていたことでした。
翌週、ふたたびパティシェさんからおたよりが届きました。「お3人さんと直接会い、新しいケーキのイマジネーションが生まれました」というものでした。
…そんないきさつから生まれたケーキが「Moon Side」であり、Gotch、Masha、Yatchはおこがましくも、このすばらしいケーキの命名者という栄誉に浴したのでした。
Gotch、Masha、Yatchは無論、ディレクターのせみっち、サポーターのニワッチ…番組を送り出す者にとってこれほどの喜びはありません。
シッチさん本当にありがとうございます。

■番組へ寄せられたケーキの設計図(図をクリックすると拡大されます) |