9月11日
パナソニック2014年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-希望」の9月は、’しばし待て しばし耐えよ’ という言葉。辛いことはいつまでも続かない、いずれ事態は好転するので、それまで、希望をもって、なすべきことをしっかり果たせ・・・という。この言葉に合わせた絵は砺波市の山あいの棚田。厳しい天候の変化に耐え、嵐を乗り切り、やがて実りの季節を迎える。すみずみまで、美しく手入れされた田は、大きくはないけど、土を丁寧に耕し、稲を丹精込めて育てた人のまごころを感じる。

8月19日
町人の町、大阪の品の良い町家のたたずまいが残る適塾-緒方洪庵旧宅。耐震改修工事を中心にした平成の改修が終わり、その文化財としての意義を考える大阪大学シンポジウムが開かれた。緒方洪庵が多くの逸材を育てた適塾は、大阪大学医学部のルーツでもある。シンポジウムのポスターやチラシ、パンフレットに適塾のスケッチを使っていただいた。

8月15日
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年8月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鳥取市を歩いて描いたスケッチ。
仁風閣は20世紀初め、当時の皇太子の宿泊施設として、もと鳥取藩主、池田侯爵が建てた、中国地方屈指の洋館。そのほか、鳥取城跡や樗谿神社、高砂屋、鳥取砂丘などの
スケッチで構成した


8月5日
日立造船2014年カレンダー「ふるさとの富士」の7‐8月は九州鹿児島の「薩摩富士」開聞岳を描いた。薩摩富士の手前の港は枕崎港だが、これはイメージで描いたものなので、実際にこの景色があるわけではない。アクリル絵具や、パステルを使いコラージュ風に仕上げた。

8月2日
8月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスは、神戸の旧外国人居留地56番で。昔の外国人居留地の雰囲気が残り、神戸らしいハイカラな感じがするところ。現在は海外のファッションブランドの店が並ぶ一画。この日は雨。さいわい雨をしのげるところがあり、思いがけずちょっとアンニュイな雨の街の景色を描くことができた。講評会はOlive Barで。

7月30日
パナソニックの2014卓上カレンダー海外向けの7月はスペインのアントニオ・ガウディが設計したグエル公園のスケッチ。
横においた飛行機の模型はシンガポール航空のエアバスA380型。缶コーヒーのベタ付け景品だがとてもよくできている。

Y  A  S  U  D  A   Y  A  S  U  Y  U  K  I

日立造船株式会社
2014年カレンダー
「ふるさとの富士」




朝日カルチャーセンター中之島 
安田泰幸 街旅スケッチ講座 


 朝日カルチャーセンター中之島教室
 TEL 06-6222-5222
 

パナソニック株式会社
2014年卓上カレンダー
「松下幸之助の言葉-希望」

新刊 「神戸街角ものがたり」
神戸新聞総合出版センター発行
定価1,890円 書店で発売中

新刊 「大工道具物語」
朝倉書店発行
定価1,890円 書店で発売中

お知らせ
いつも、安田泰幸ホームページをごらんいただきありがとうございます。
このたび、サーバーを変えさせていただくことになりました。
誠に恐れ入りますが、

http://yasudayasuyuki.deci.jp/

以後、こちらのアドレスからご覧いただきますよう、お願い申しあげます。
サーバーの容量が大きくなりましたので、ますます充実したコンテンツにしていきたいと思っております。
今後とも、よろしくご支援のほどお願い申しあげます。

TODAY'S GALLERY



9月10日
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号の表紙「スケッチ紀行‐歴史を歩く」は、神戸の兵庫津のスケッチ。
平清盛の大輪田の泊りをはじめ、平安時代にさかのぼる歴史のある土地柄だが、当時の遺構はほとんど残っていない。碑や墓などばかり。兵庫運河は和田岬の難所を回避して須磨方面に至る水路としてつくられた、日本最大の運河である。水運が物流の主役だった時代が終わると戦後の建築ラッシュで貯木場として使われ、いまはそれも終わって、親水公園に。大正時代につくられた、美しいデザインの大輪田橋や岡方倶楽部、川崎重工の鉄道工場などで構成した。


9月9日
神戸新聞文化センターYY街角スケッチ講座の9月は、神戸北野の異人館街へ。旧パナマ領事館のあたりを描いていただいた。この街は描く題材にはこと欠かない。



7月29日
8月の神戸新聞文化センターYY街角スケッチ講座は、お盆にかかるため、7月の終りに。夏休みの神戸大学六甲台キャンパスで。講評会も学食を利用させてもらった。登録有形文化財の旧神戸商業大学の講堂を描く。昭和の初めの1932年、文部省営繕課の設計で建てられた。正面のアーチの上部の窓の羅針盤風の飾り格子や、扉の舵輪のような装飾など、神戸の海・船のイメージが見られる。建物全体は均整のとれたフォルムと、明るいサンドベージュ色のスクラッチタイルの落ち着いた色調で、学舎らしく理知的な印象。近年修復が行なわれ、資金を出光興産が出したらしく、出光佐三記念講堂という名になっている。


7月26日
7月の「大人の遠足―街旅絵日記講座」は神戸の海岸通りを歩いてスケッチ。関西を中心に活躍した名建築家、河合浩蔵と渡辺節の傑作で、ともに阪神大震災を生き抜いた近代建築を描いた。
河合浩蔵設計の海岸ビルヂング。河合浩蔵は相楽園にある重要文化財、旧小寺邸厩舎の設計で知られる。ドイツで建築を勉強しただけあって、ドイツ風のがっしりした厳格な印象の建築デザインに定評がある。このビルは兼松商店の本店として建てられたもの。力強さを表現したかったので、ペンとインクで形をとった。


7月9日
Panasonicの2014年版卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-希望」の7月は「創意工夫のなさを恐れよ」
失敗を恐れるあまり、新たなことへの挑戦を避ける。それでは何の進歩も望めない。失敗を恐れるより、自らの創意のなさを恐れたい。(幸之助の言葉)・・・。この言葉に、世間から異端視されながらも、信念に裏付けされた独自の発想で、世界中の建築家に影響を与え、世界遺産にも登録される偉大な建築作品を数多く創りだしたアントニオ・ガウディのグエル公園の絵を合わせた。

8月9日
パナソニックの2014年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-希望」の8月は「道は無限にある」
合わせた絵は同志社の礼拝堂。同志社設立のため夫の新島襄をたすけた八重は、会津戦争で敗戦後、京都にあって草創期の女子教育の学校で教鞭をとり、襄の死後は、茶道の教授として自活し、赤十字の看護婦として看護婦の地位向上につとめ、日露戦争時には従軍までしている。苦難にあって負けず、自立し、新しい時代の女性として活躍した。
9月17日
9月の朝日カルチャーセンターYY絵はがきスケッチ講座は奈良県大和郡山市の大和民俗公園で。公園に民族資料館と大和地方の各地から移築した民家が点在している。暑さが少し和らぎ、快晴の木陰はすがすがしく居心地満点。芝生の上にすわり古民家の風景を描いてもらった。受講されている方にまじって、橿原のほうにあった、茅葺きの農家と初秋の森の風景を描いた。講評会は公園近くの、自然素材の自家製パンを並べている小さな店で。

4月8日
パナソニックのことし2015年の卓上カレンダー「松下幸之助の言葉‐道をひらく」の4月は、「得意におごらず 失意に落胆せず」という言葉。
苦難にあってくじけず、また才能にもおぼれることなく、子孫にまで繁栄をもたらしたといわれる戦国武将、軍師黒田官兵衛ゆかりの姫路城のスケッチを添えた。折しも姫路城は天守台の修理を終え、ことしの春はその名の通り、白鷺のような城に、桜が映えた聞く。
2月13日
神戸や阪神間で撮影した映画だというので、先日、久しぶりに観に行った。
川西にあるイギリスのカントリーハウス風の建築は、イギリスで染色技術を学び、日本最初の工学博士として、大阪織物会社で社長もつとめた平賀義美の邸で、主人公の店として使われていた。20年も前のスケッチで、阪神間の歴史・文化を見学するバスツアー企画のポスターやチラシに使われたもの。
塩屋の旧グッゲンハイム邸は、ウェディング・パーティーのシーンで使われていた。

INFORMATION

パナソニック
卓上カレンダー

2015年の卓上カレンダー
「松下幸之助の言葉」を、
今年もスケッチでお手伝いしました。今回で17年目になります。2015年のテーマは「道をひらく」です。
日立造船
2015カレンダー

2015年のカレンダーを、
今年もお手伝いしました。
こちらは今回で10年目。
2015年のテーマは
「水とともに」です。
カルチャーハウス香里ヶ丘 
安田泰幸 水彩スケッチ講座 月曜クラス


 カルチャーハウス香里ヶ丘
 TEL 072-860-1131
カルチャーハウス香里ヶ丘 
安田泰幸 水彩スケッチ講座 土曜クラス


 カルチャーハウス香里ヶ丘
 TEL 072-860-1131
スケッチ講座のご案内

INDEX

8月18日
8月のカルチャーハウス香里け丘の安田泰幸スケッチ講座月曜クラス
毎年、真夏のこの季節は、熱中症対策も考慮し、室内で描いてもらうことにしている。今回は夏の野菜をモチーフに、「お茶漬けスケッチ」。暑いので、ややこしいことはなし。サラサラっと描く。

7月21日
7月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスは、降星伝説で知られる交野市星田にある星田神社へ。平安時代、弘法大師がこの交野の獅子窟寺で修法を行なったとき、天上から七曜の星(北斗七星のことらしいが)が降り、交野の三カ所に落ちたという伝説があり、星田の地名もそこからくるという。この星田神社と近くの星田妙見を含め、このあたりでは、七夕など、星にまつわる物や、行事がたくさん残っている。夏休みに入ったばかりの晴れた猛烈に暑い日。木陰を選んで陣どり、神社とぎらぎら輝く緑を描いた。講評会は近くのカフェで。氷あずき。

神戸新聞文化センター 
安田泰幸 街角スケッチ講座 


 神戸新聞文化センター三宮
 TEL 078-265-1100

子午線放送局で世代間交流をテーマに
したシリーズビデオ「素晴らしき人生」での
インタビューがYou tubeなどで配信されて
います。
http://www.youtube.com/watch?feature
=player_embedded&v=vQ29eRhwzjc#!

Y  A  S  U  D  A   
Y  A  S  U  Y  U  K  I



8月3日
一昨年、展覧会やスケッチ講座のイベントでたいへんお世話になった裏磐梯高原ホテルのカレンダー、7-8月はホテルの庭にある弥六沼の湖畔に建つホテルのログハウスの風景。

8月1日
福島県と関西で水彩画を勉強している方々の作品を集め、京都の文化博物館で、交流作品展をする準備を進めている。マスコミや企業も応援してくれるところが現れ、関西側の世話人の一人の尽力で、事業のための予算のめどもついた。
関西の講座で水彩画を勉強している人たちも共感してくれ、福島県から60名、関西から72名の作品が集まることになった。案内ハガキには、出品してくれるひと全員の名前を載せることにした。文字がちょっと小さくなったが、ゆるしてもらえるだろう。このほどこの案内ハガキとポスターの印刷がアップ。
今年もよろしくお願いいたします。

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9月13日
Panasonicの2014年海外向け卓上カレンダーは、毎月、内外の建造物のスケッチを掲載していただいているが、9月は岩国の錦帯橋と橋のアーチの下に見える山上の岩国城。
8月21日
パナソニックの2014年海外向け卓上カレンダーの8月は、同志社の礼拝堂。内外の建築物のスケッチで構成されているが、8月は重要文化財のレンガ建築。

7月5日
7月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスは大阪の天王寺公園へ出かける予定であったが、午前中に雨が降り、急遽場所を変更してもらった。そして、やって来たのが水晶橋。ここは、上に高速道路が走っていて、雨をしのげる。最近、工事が終り、立派なウッドデッキのテラスやウェディングレストランが整備され、おしゃれな一画。堂島川をはさんで対岸の中央公会堂のある風景や、水晶橋を描いてもらった。レストランでケーキとお茶を用意してもらい、贅沢な講評会になった。

10月13日
福島県と関西の水彩画交流展
  
オープン初日の10月8日は午前10時から京都府、福島県、京都銀行など、協賛・後援していただいている団体の代表を来賓に迎え、福島県側世話人代表も列席して、セレモニーを行ない、京都男声合唱団のミニコンサートを開催、交流展が始まった。会期中、関西の方ばかりでなく、関西に避難してきておられる福島の方、また遠路福島からも観に来られる方がおられ、6日間で2,755人の方に来場・見ていただくことができた。当初の予想をはるかに上回る盛大な展覧会になり、福島側の方がたにも予想以上に喜んでいただけ、成功裡に終えることができた。これも、出品していただいた福島・関西の水彩画を勉強している方々をはじめ、たくさんの方々の多大なご協力があってこそと、世話人一同、感激し、深く感謝しています。世話人も作品を出すことになり、会場となった日本銀行旧京都支店(京都文化博物館)の絵を出した。

10月19日
自転車・車両部品の輸出入や卸をしているアキボウという会社が昨年(2014年)創立70周年を迎え、社史を刊行された。スケッチでお手伝いした。表紙はカラーで描いたスケッチをモノトーン表現。ディレクションは、昔一緒に仕事をしていた後輩の女性ディレクター。デザインはこれまた昔よくお世話になっていたデザイナー。A4判。ハードカバー(上製本)ケース入り

10月19日
2014年に創立70周年を迎えた自転車・車両部品の貿易商社アキボウの「70周年社史」の本文、各章の扉に、何点かのスケッチを描かせていただいた。創業間もない昭和30年代の大阪安治川河口。高度成長期を経て現在に至る輸出入の象徴、コンテナ港。そして本社がある大阪堺の町など。

DAY BY DAY

安田泰幸 街旅絵日記講座 

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 Eメール yy-kobo@gaia.eonet.ne.jp
朝日カルチャーセンター中之島 
安田泰幸 絵はがきスケッチ講座 


 朝日カルチャーセンター中之島教室
 TEL 06-6222-5222

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