総選維持派議員の意見 過去現在の比較

HOME】【INDEX】【平成14年12月定例市議会へ

明石市市議会 平成元年12月定例市議会

○議長(石井 孝君) 4番君。
○4番(尾仲利治君)
 それそれお答えいただいたわけですが、1点、これはあとで再質問の答えのところに言っていただけれぱいいと思いますが、1点抜けておったように思います。市民への同和学習の充実についての項目でお答えがなかったように思いますので、再度の時にお願いしたいと思いまいす。
 さて、質間いろいろさせていただいたわけですけれども、まず、この総合選抜制のことでありますが、いろいろと教育の問題においては一長一短があります。特に高校入学者選抜方式におきましては、兵庫県では連携校方式、、それから単独選抜制度、あるいは総合選抜制度と、この3つの選抜制度があるわけですけれども、それぞれ一長一短があります。県の中間報告を見ましても、そのようなことが書いてあります。しかし、明石におきましては、15年目を迎えているこの総合選抜制、非常に定着しております。よくこの総合選抜制の中では言われることでありますが、進路の自由がないとか、あるいは新聞でも一度出たりしましたけれども、学力が総合選抜制の地域の子供は低いとか、あるいはこれはさらに進学のことでありますけれども、俗に言われます国公立の犬学への進学者が少ないとか、いろいろ言われます。しかし、いずれにおきまレても私はいろんな資料を分析いたしましても、それぞれ平均点はいろいろ言われますけれども、決して他の単独選抜制、あるいは連携校方式、そういうところに比べまして低くはないと分析しております。
 そしてまた、国公立の進学率におきましても明石は決して低くないというふうに、むLろ総合選抜制の中でそれぞれの学校が特色を生かして、活性化しつつ頑張っているというふうに認識いたしております。
 そういう中で、私は、この総合選抜制度を是非とも堅持し、そしてさらにこの明石におけます総合選抜制を充実させるために、明石の東部にもう1校県立高校を誘致することによって地域優先率が高まり、今、問題になっております東部の生徒が西部に偏在しているために西部の高校に行かなくちゃならないという現象は、解消するのではないかと考えます。是非ともこの点にかんしましては、現学力均等割の総合選抜制度を実施していくという方向でお願いいたしたいと思います。また、あとで教育委員長のお考えもお聞きしたいと思います。

○議長(石井 孝君) 番外、教育委員長。
○教育委員長(長 靖磨君) 
 高校の選抜入試の制度につきましての私の意見を求められまして、いま委員のおっしゃったとおり、メリット、デメリット確かにございます。ただ学力の問題だけじゃなしに、私自身今まで大正の頃からずっとこう歴史を見てみますと、入学制度をいじくって、その入学制度が初期の目的を達した例は一つもないんでございます。だから制度をいじくってもあんまり効果はないんだろうと、そういうふうな今までの歴史的事実がしております。
 それから、もう一つは反対にあんまり刺激がないと、その純粋培養の生物ができますとバイ菌に対して非常に弱くなる、だから免疫がやはりどこかで必要だろうと、そういうふうに私はそういうふうに考えております。ですからメリット、デメリットたくさんございますので、それをよく検討して、あとは教育長の返事どおりの意見でございます。

○議長(石井 孝君) 4番君。
○4番(尾仲利治君)
 いま、それぞれお答えいただいたんですげれども、この総合選抜制度のことに関しては、繰り返しになりますげれども、是非ともこの学力均等割総合選抜制度を堅持するという方向でやっていくべきであると考えます。それにはいろいろな条件言いましたげれとも、この教育長の答弁、そしてまた教育委員長の答弁もいただきましたけれども、それぞれのこの長所、短所はあるわけですが、いまの明石の状況においては、この学力均等割総合選抜制度を是非堅持すべきであると本員は考えますので、強くこの現状維持、堅持していくというかたちを要望いたします。
以上です。

平成14年12月定例市議会へ

HOME】【INDEX】【TOP