神戸新聞 複数選抜、初の合格発表 明石学区5高校

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 兵庫県内の公立高校で十九日、一般入試の合格発表が一斉にあった。今回の入試から複数志願選抜を実施した明石学区の普通科五校でも合格者が発表され、各校では掲示板で自分の受験番号を見つけた受験生の歓声が飛び交った。
 明石学区では今回の入試から、三十年以上続いた総合選抜制度を廃止。制度変更後初めてとなった今回の入試では、複数志願選抜を実施する五校すべてに定員を上回る出願があり、計千六百四十八人に達した。
 三百二十人の定員に対し、三百七十八人が出願した明石北高校(大久保町松陰)では午前十時、校舎前に合格者の受験番号を掲示。待ちかまえていた受験生が掲示板前につめかけ、自分の受験番号を見つけると、友人らと手を取り合って喜んだ。家族や友人と一緒に、掲示板の前で記念撮影をする姿も見られた。
 □□□中学校の□□□□□さん(15)は「試験が終わってからはずっと不安で、合格と分かったときはうれしかった。急いで家族に連絡しました」と笑顔で話していた。
 一方、総合学科の県立明石南高校と、市立明石商業高校でも一般入試の合格発表があった。

神戸新聞 2008年3月20日(土)発行 明石版より

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