第1回明石市公立高等学校選抜制度調査研究会 議事録

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○委員紹介 名簿順に進行が呼名。呼名をもって、委嘱とする。
○教育長挨拶
○委員長・副委員長選出
  委員長に■■■■委員(■■■■■)、副委員長に■■■■委員(■■■■)。
○協議
・設置要綱説明 (事務局より)各条読み上げ説明
・配布資料説明
 (1)明石市史抜粋
 (2)兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱(抜粋)
 (3)202項詳細
 (4)市民意識調査結果
・協議

■委員 

 明石の特徴である学カ均等方式が、今の時代にはたして合っているのかどうか。

■委員 

 教育長の挨拶、■委員の発言。もっともである。ただ、本会は調査研究が趣旨であるので…。市民意識調査の中で、良い点・悪い点のそれぞれの優先度はどうか。

(事務局)

 二つ選択回答であり、その二つに優先をつけていないので、市氏意識調査からは不明。

■委員 

 ■■の状況として発言したい。昨年度の県立6校への進学は、■■50人、■■50人、他10〜20人で居住地に近い高校を選択している。希望の高校に入学できない生徒も確かにいるが、■■■■■■は89%。
 ただ、進路について意識の高い者は、専門学科や私学へ進路決定している。

■委員 

 ■■の状況としても、具体的な数字は持ってないが、居住地に近い学校を選択しているようだ。また、毎年のように保護者から「総選が廃止になるんですね。」といった質問を受ける。
 他地区の総合選抜制度での問題点は明石と同様かどうか。質の違うものがあるかも。

■委員 

 文科省の方針が全面的に良いとは言わないが、総合選抜制度はその指針からも少しずれているように思う。

■委員 

 私学も男女共学にしたり、大学とのパイプを強くしたりしている。成績上位の者が私学へ行っているのではないか。
 県立6校の開門率・受験倍率・第1志望の比率・退学率を知りたい。
 また、単選地域と総選地域の学力レベルを調べられないか。

(事務局)

 調査研究の内容や方法として、努力はしたいが、物理的に不可能な調査や例えある程度の数字がでても、誤った学校評価に繋がる懸念もあり、公表できないものも考えられる。そのあたりはご理解いただきたい。

■委員 

 意識調査の「受験競争が緩和できる」は、本当に子どもにとっていいことなのか。「中学校での学習意欲が希薄になる」や「各高校が特色を出しにくい」というが、実態として本当にそうなのか検証する必要を感じる。

■委員 

 ■■■■■■の立場で発言したい。学力はやはり、「読み・書き・そろばん」が大切なものと痛感する。学カ低下の程度を単選・総選別に知ることができないものか。

■委員 

 合格者の決定方法はどうなっているか。色々、回されるという話をきくが。

■委員 

 資料に書かれている通り。
 ただ、過去5年間の志望達成率は、80%を越えていると思う。この数字をどう見るのかはそれぞれの立場で異なってくるのではないか。

■委員 

 他校へ回されるのは、成績の上位の者が多いような気がする。成績群の幅が上位と下位では違うのかと感じる。

■委員 

 希望通りにならなかった20%の方が声を出すと思うが、確かに、保護者からは、成績の良い生徒ほど回されるという話を聞く。

■委員 

 勉強しようと頑張る生徒が特定の学校に集中する傾向があるので、同一群の中で希望通りにならないことが多くなる。正規分布の中ではどうしてもそうなってしまう。解消のためには、上位30〜40%の希望優先などの方法しかないかも…。
 単選(加印あたり)と明石の私学への進学率も調査する必要があると思う。また、この会でいろいろ出される数字は、この会だけのものとして、部外秘として願いたい。

委員長

 多くの資料。いろいろな意見に感謝したい。次回は、事務局の調査の進捗状況により開催したいので、具体的には決めずにおきたい。

(事務局)

 本日は、調査研究会の立ち上げということで参集いただき感謝。また、時間のない中で協議いただきありがたい。 今後は、開催前に資料等送付したい。

調査事項
(1)複数志願制の詳細
(2)他地区の総合選抜制度の問題点
(3)県立6校の開門率
(4)県立6校の受検倍率
(5)県立6校の第1志望の比率
(6)県立6校の中途退学の状況
(7)学カのレベルの差異(明石と単選で)
(8)明石と加印での小→中・中→高への私学への進学率
(9)不登校生の数字(明石と単選地区で)
(10)意識調査の長所・短所の優位性
(11)「受験競争緩和』「学習意欲の希薄化」の検証


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資料提供 明石市教育委員会