明石の教育荒廃に関する情報公開請求 その2

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 当サイトの掲示板などで活躍されている明南OB氏が県教委に対し行なった「明石の教育荒廃に関する情報公開請求」ですが、前回はその「公開決定等期間延長通知書」が県教委より届いた旨、お知らせ致しました。

 さて、その情報公開の内容ですが、H15年9月10日に明南OB氏の元に「県庁に出向き取り来て欲しい」との申し出があり、H15年9月17日に以下、3つの文書を受け取りました。

公文書非公開決定通知書(1/2)
公文書非公開決定通知書(2/2)
公文書公開決定通知書

 当通知書に関してましては、明南OB氏の強いご意向により、当サイトで公開しないことにしておりましたが、サイト管理人として一度予告したことは遵守すべきであるということと、明南OB氏が言うところの組織の陋劣さを公開すべきであるという2点の理由により、明南OB氏を説得し、公開することと致しました。

 1枚目と2枚目は「公文書非公開決定通知書」、3枚目が「公文書公開決定通知書」です。まずは2枚の非公開決定通知書についてですが、2枚目は「作成していないので公開できない」とのことですので、納得することにしますが、1枚目には当該事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるとあります。この1枚目には、我々が最も知りたい「学力に関する項目」が挙げられておるのですが、それを公開することが業務遂行に支障を及ぼすということは、即ち、資料はあるんだけど、出したら自分たちの責任が問われかねないから出せないと解釈するところであります。

 なんで出せないのか?なぜ出せば業務に支障を及ぼすのか?明石の子供の学力向上を望んでおられる賢明なるみなさんでしたら、もうおわかりかと思います。そういうことなんです。

 明南OB氏によると、「学力に関する資料を出すか否か県教委でも討議を重ねた」と担当者の方が言っていたそうです。明南OB氏は担当者に「行政業務に支障を来たす」という文言の方がデータより真実を多く語っていると言っておいたそうです。

 さて、3枚目の資料「公文書公開決定通知書」により公開された資料の一部を紹介します。

わかりきった総選の説明 明高 明南 明北 明西 清水 城西 中退者数 留年者数

 当サイトで公開しているデータや、日頃、当サイトの掲示板でみなさんが提供して下さるデータに比べれば、非常にお粗末なものと言わざるを得ません。閉鎖的な教育界を垣間見るようですわ。

 明南OB氏は県教委担当者と2時間に渡る話し合いを行なったそうですが、これ以上の情報公開に至りませんでした。ただ、担当者が、明石の子供たちの学力低下や既に制度疲労を起こしている総合選抜入試についてよく理解されており、明南OB氏とほぼ意見が一致していたとのことで、有意義な話し合いだったそうです。「水兵リーベ僕の船…」(元素記号の暗記法)を暗唱してみせ、「これが詰め込み教育です。詰め込みこそ真の教育です」というと「ごもっともです」とおっしゃられたそうです(笑)

 そして明南OB氏は話し合いの最後に県教委に対し、ある「カード」を提示しました。そのカードは元々、「情報公開の内容が粗末なものであれば突きつければよい」と当サイトの管理人である私が提供したものです。県教委は意見において同意してくれたが、情報公開の内容については不満であった。そこで明南OB氏はそのカードを突きつけることを決心したそうです。

 県教委担当者のみなさんはギョっとしていたそうです。愉快、愉快。

 このカードの内容については今は言えません。夜中にパソコンの画面に向かってそれを発見したときは、これは天佑と思いましたわ。神風がふいたと思いました。(ちょっと大袈裟?)後はみなさんのご想像にお任せします。


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