悪平等主義

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 教育における悪平等主義を批判する際、運動会の徒競走は差別だから、「みんな手をつないでゴールする」「早く子はゴールの手前で遅い子を待って一緒にゴールする」「リレーでは、遅い子の走る距離を短くする」って、とんでもない悪平等がある。こんな例を挙げると、誰もが「それはやりすぎやろ」と言う。「総選も運動会と同じことだ」

しかし、総選の弊害は「悪平等主義だけではない」
1.合格しても(400人が)希望高校に進学できない場合がある
2.通信簿が3にアヒル混ざり、学力考査4割で合格できるので)中学校での学習意欲が希薄になる。
3.入学直後の課題テストの英語の点数0点〜100点と高校内での生徒の学力差が大きく、個々の学力が十分に伸びにくい。 4.各高校が特色を出しにくい。
(平成14年度の市民意識調査より)

総選廃止反対派は、これをよく考えることだ。普通科高校の「教育目的」とは、大学進学への準備教育 を行うところであることを。総選廃止反対派は、「学力均等」という美辞麗句を「勉強できないのを隠せる」と言う言葉に言い換え よ。


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