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蛍の光〜♪ 窓の雪〜♪ いい歌ですね。この歌は故事成語(中国の古い諺)の「蛍雪の功」という戒めが元になっています。その昔中国の車胤(しゃいん)は貧しく明かりを灯す為の蝋燭を買えなかったので夜は蛍の光で、孫康(そんこう)は雪明りで本を読み勉強し、後に大成したそうです。どんな環境下でも苦労して何かを一生懸命学ぶ事が大切だと言う意味です。すばらしい諺です。
何がいいたいかといいますと、学校が悪いから大学落ちたとか、なんて全く言い訳に過ぎません。本人が力をつければどんな環境でも国公立だって有名私立だって合格します。周りの環境のせいで学力が下がったというなら、それは環境に流される本人の意思が弱いだけのことなのです。
ですがね、だからと言って学校の先生がですよ、あるいは市の教育制度を決める人がですよ、いい加減なことをしてもよいということにはならないのです。「できる子は勝手に勉強します」と言うなら、高校なんていらない。アルキメデスの時代に戻せばいいんです。
「総選でも自分で頑張って国立大学行きました」(私もその一人です)という言葉をイヤっちゅーほど聞きましたけど、だからといって明石市が何もしないでいいということにはなりません。それは明石には何も期待していないということを言っているのと同じです。
逆に、私は努力する意思の強い奴をみる一方で、意思の弱さの為、その秘めたる才能を鈍化させてしまった人を何人も見ました。こういう人たちには「努力しないおまえが悪い」という言葉がふさわしいかもしれませんが、何にもしてない明石に言われたかねーよって感じでしょう。明石では多少、人のせいにしてもOKです(笑)
個と公。それを取り違えてはいけません。個人の努力と公の行政とは全く別次元の問題なのです。明石市行政は、一部の意思の強い生徒に明石の将来を任せるのではなく、意思の弱い天才と意思の弱さの為に落ちこぼれてしまうDQNに対するケアーをきちんとやってもらいたいものです。
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