情報教育のすすめ

 はじめに
 昨今、情報化という言葉をよく耳にします。携帯電話やインターネットもかなり普及してきました。社会の中にこれだけ普及しても、それを効率よく使い、生活の中でうまく利用されているかと言えば、まだまだ問題は山積みのような気がします。いわゆる「情報化の光と影」ですが、それに関しては お茶の水女子大学文教育学部人間社会科学科の坂元章教授 がすばらしいご説明をされているので、それをご覧ください。
 これから益々情報技術は発達し、高度なテクノロジーに支えながらも、簡単に扱えて、また使っていることさえ意識しないで自然に使えるようなものが現れてくると思います。ユビキタス(Ubiquitous)・コンピューティングのように人間の生活を支援していく技術も地球上のすべての人間が健全に生活を営んでいくためにもこれから情報教育は欠かせないものだと思います。私のようにただの一日本語教師でも情報発信ができる時代になったことは素晴らしいことだと思います。情報発信などというと素晴らしい業績を残されたどこかの大学の先生だけがするものだと思っていました。しかし現場を支えている人がその経験や知識を社会のために公開していくことは大変意義のあることだと思います。

コンピュータの進化
 1980年代からコンピュータはどんどん小型化され、現代では持ち運びができるサイズににもなり、しかも性能は10年前とは比較にならないほどであります。私が子供の頃、テレビに出てくるコンピュータといえば空調設備の整った大きな部屋にある演算処理のための機械というイメージしかありませんでした。ロボットの頭の中に組み込まれた人間の脳に変わるものと信じていました。しかし現代の子供にはそんなイメージはないでしょうし、あるとしても映画「ターミネーター」のような機械人間の頭の中にある超小型化されたチップというようなイメージでしょうね。

 ではちょっとコンピュータの部品の中でも重要なCPUについてお話させていただきます。
CPUの進化について話すとムーアの法則というのがあります。ムーアの法則とは、「1つのチップ上に集積できるトランジスタの数はおよそ2年で倍増する」というものです。CPUのメーカーでもあるintelでは2002年に更に「ムーアの法則の拡張」というビジョンも展開している。今、これを書いている現在(2005年)の段階でパソコンは速くなったと感心している私は数年後には、また同じことを言って懐かしんでいるのかもしれません。

パソコンは有能な秘書
 現代のコンピューターは高性能化とともに小型化され、人間の秘書的役割を担っているといえるのではないでしょうか。自立して何かを作り出す機械ではなく、人間が何かを作り出すときの秘書的役割や道具的役割を担っているものだと考えられます。具体的にはネットワークに接続し、ほしい情報を探し出したり、様々なデータをデータベースソフトを利用して管理したり、スケジュールを管理したり、有能な秘書となんら変わりはないように思います。しかし非常に有能な秘書であるにもかかわらず、どんな利用や機能があるのかもわからず、高いお金を出してほこりをかぶっている話も聞きます。高額な給料を払って秘書を雇ったのに遊ばせているようなものです。


まだまだ工事中・・・書き足していきます。

戻る