外国人日本語教師の研修
2012年4月より3か月間、カンボジア人日本語教師の研修を担当することになりました。来日して日本語 を一年間学習し、帰国後、日本語教師として教壇に立つカンボジア人留学生を紹介され、その研修を受け 持ってくれないかとの依頼でした。
日本人対象の日本語教育研修は担当したことがあるが、筆者が勤務するところでは初めてのケースで 受け入れるべきかどうか悩みました。しかし、帰国後、活躍できる人材としてできるかぎりのことを支援しよ うと受け入れが決まり研修を開始しました。短い研修期間で何ができるのか?うまく対応できるのか?全く 初めてのケースで毎日が試行錯誤の連続でした。
失敗も含め、自分の実践例を紹介していくことも意義のあることではないかと思い、レポート形式でまとめ てみることにしました。
今後も外国人日本語教員の育成は日本語教育の世界でも大きな課題として実践報告や更なる研究が 進めていかなければならない分野だと思われますが、諸問題や反省点なども含め一つの実践例としてまと めてみました。PDF形式にしてあるのでダウンロードしてお読みくだされば幸いです。
またご意見など聞かせていただければうれしいです。(メールはこちらへ) |
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PDF形式ですので、 Acrobat Readerが 必要です。 | 外国人日本語教師研修における諸問題 -カンボジア人研修生を担当して-
- はじめに
- 研修を始めるにあたり
- 受講生について
- 研修内容
- 教案作成について
- 語学力の問題
- 媒介語が使えるという甘え
- 実践なしには理論的な説明は無駄になる
- 教案のサンプルはどれくらい与えるべきか
- 実習はどうするべきか
- 研修後のアンケートから
- まとめ
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