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いぶし瓦

いぶし瓦 大きく分けて 単窯焼成のものと、トンネルキルン(炉)のいぶし瓦があります。現在では、どちらも1000度以上の高温で、時間をかけて焼成されますので、寒冷地での凍害にも強くなり、北海道でも瓦屋根が使われるほど、耐久性が向上しています。
特に、単窯焼成のいぶし瓦は、いぶし銀の独特の色の冴えがあり、いつまでもその美しさを保ちます。
あの独特の色と、「さえ」と呼ばれる独特のつやは、釉薬や塗料によるものでなく、炭素の膜から生まれてきます。
いぶし瓦は、焼成工程の最後に「燻化」を行います。古くは松や、松葉を焼成釜に投入して、空気が入らないように密閉。乾留ガスによって銀色の炭化水素の膜が作られました。現在では松葉に代わり、ブタンガスなどが使われます。
ブタンガスで焼成された、いぶし瓦の表面の炭素膜を電子顕微鏡で見ると、炭素が規則的に積層しています。この整然としたナノサイズの配列が光を乱反射させ、あの美しい質感を生み出しています。
炭素材料は化学的変化に対する耐久性、熱に対する安定性があるため、太陽光や、雨風に対して耐久性があります。
いぶし瓦の美しさが、永く続くのはこのためなのです。

平板陶器瓦

平板陶器瓦は、日本では明治初年に、洋風建築用のフランス形(F形)瓦が、フランス人の手により横浜で製造されたのが始まりとされます。現代では改善を重ね、平成8年の改正JISで「F形」が、新たに追加されています。

陶器瓦は、素地に釉薬をかけて焼成します。表面に溶けて付着しているガラス質の物質が釉薬で、成分により長石釉・フリット釉、生釉などと呼ばれます。陶器瓦は大量生産に適したトンネル窯が大部分です。その産地は、三州(愛知)、石州(島根)、淡路(兵庫)ですが、特に三州が、全国の釉薬瓦の67%を製造しているといわれます。

陶器瓦の平板タイプは、実はお得な瓦です。平板タイプは、トンネル窯での連続・大量生産で、効率よく製造されるため、材工で比較的手頃に、施工することが出来ます。耐久性は従来のやきものの瓦と同等です。
もちろん化粧スレート瓦と呼ばれる低価格商品よりは若干高価です。ですが、定期的な塗装メンテナンスの必要がある化粧スレート瓦に比べ、塗装不要なため耐久性の高い瓦といえます。長期で考えていただいたら、わずかな先行投資で、この先のメンテナンスのコストを節約できるわけです。初期工事の価格差額は、例えば低金利の銀行預金に無駄に託すより、確実で結局お得!な投資とも考えられませんか?

平板型でも、2つ山・3つ山など、さまざまな形状デザインがありますので、建物のイメージに合わせて平板瓦を選ぶことが出来ます。

金属屋根材

断熱金属屋根材 横暖ルーフ
横暖ルーフで使われる鋼板は、アメリカのメーカーが1962年に開発した「ガルバリウム鋼板」と呼ばれるものです。アルミと亜鉛の特質を兼ね備え、溶融亜鉛メッキ鋼板(通称トタン)の3〜6倍の耐食性と6〜8倍の耐酸性を持つと言われています。

横暖ルーフは耐食性の高いガルバリウム鋼板に、ポリエステル樹脂塗装をしたもので、非常に耐久性、耐候性に優れています。
また金属屋根材の弱点であった、雨音・夏場の熱対策は、鋼板と一体成型された断熱材層で、改善されています。

化粧スレート瓦のリフォームに最適
化粧石綿スレート瓦は、10年ごとに塗装工事をしないと、ペンキ下の基材が見えてきたり、コケが生えることがあります。また、通常塗装工事は、[洗浄→特殊なシーラー塗布→下塗り→上塗り→縁切り]という作業手間と、高価な材料代が必要となります。(さらにリフォーム2回目以降の塗装は旧塗装をケレンする場合がありますのでさらに手間が膨れます。)
また。化粧石綿スレートは、アスベスト含有のため、屋根材撤去処分費用が割高となります。
そこで、金属屋根材は非常に軽量なため、化粧石綿スレート瓦の上に、重ね葺き(カバー工法)が可能です。(コロニアル約62kg/u、横暖ルーフ約16.7kg/u。カバー工法採用には、下地劣化状況を確認する必要があります。)




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