武庫川の野草
西武庫公園近傍の武庫川河川敷にて見かける草花を採取しております。
ここでは野生化した園芸植物も含めています。
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| キイロカタバミ | ハナニラ | ナノハナ |
キイロカタバミはカタバミ科の多年草で、道端や公園、庭などに広く野生化して生育する外来種。
三つ葉のハート形の葉を地面に広げ、春から秋にかけて小さな黄色い五弁花を次々と咲かせる。
半日陰の柔らかい土壌を好み、木の根元のように湿度が保たれ踏まれにくい場所でよく群生する。
丈夫で繁殖力が強く、都市部でも身近に見られる植物。
ハナニラは南米原産の多年草で、園芸植物として導入されたのち日本各地で半野生化している。
細長い葉を地際から伸ばし、早春の三〜四月に白い六弁の星形の花を咲かせる。
花の中心は黄色く、日当たりのよい芝生や木の根元、道端などで群生しやすい。
球根で増えるため毎年同じ場所にまとまって咲き、春の訪れを告げる身近な植物として親しまれている。
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| セイヨウタンポポ | 綿毛を伴うセイヨウタンポポ |
セイヨウタンポポとニホンタンポポの最大の違いは、花の下にある総苞片の形にある。
セイヨウタンポポは外側の総苞片が大きく反り返り、ニホンタンポポは反り返らず、花に沿ってぴたりと閉じる。
この特徴は開花中でも綿毛になってからでも確認でき、判別に最も確実である。
タンポポの綿毛は、花が受粉した後に種子が成熟し、花床が伸びて球状に広がることで形成される。
風を受けると綿毛が浮き上がり、種子を遠くまで運ぶ仕組みになっている。
セイヨウタンポポは一年を通して開花と結実を繰り返すため、早春でも花・蕾・綿毛が同時に見られるのが特徴である。