髭の渡し

 髭の渡しにあるお堂  御本尊の役行者  燈籠



エノキ(榎)

樹形 樹皮 根本

エノキ(榎)は、アサ科の落葉高木です。
漢字で「榎」と書く通り、夏には大きく枝葉を広げて涼しい木陰を作り、古くから一里塚の目印としても植えられてきました。
最大の特徴は、独特な形状の葉にあります。
葉の付け根から太い脈が3本に分かれて伸びる「三行脈」を持ち、基部が左右非対称で、
縁のギザギザ(鋸歯)が先端に近い上半分にしか現れないという面白い性質があります。
樹皮は灰褐色で年を経ても大きく割れず、象の皮膚を思わせる滑らかさとどっしりとした重量感があります。
新緑の美しさはもちろん、日本の国蝶であるオオムラサキの幼虫が育つ大切な食草としても、豊かな生態系を支えている身近な大木です。

センダン(栴檀)

センダンの樹形 画面中央にセンダンの実 三つ
   

センダン(栴檀)は、本州南部以南の海岸近くや河川敷などに自生する、落葉高木です。
新緑の季節になると、涼しげな羽状複葉の葉陰から、淡い紫色の小花を無数に咲かせます。
最大の特徴である花は、薄紫色の5枚の花びらと、
中心にある濃い紫色の筒(雄しべが合体したもの)のコントラストがとても繊細で、近づくとアジサイに似た独特の甘い香りが漂います。
樹皮は暗灰褐色で、成長とともに縦に深く不規則な割れ目が入り、ゴツゴツとした力強い風格を漂わせます。
秋には葉を落とした枝先に、丸く黄色い「肉質果・種子」を鈴なりに実らせます。
冬空にたくさんの実が残る姿は美しく、鳥たちの貴重なごちそうとしても親しまれる、季節感豊かな大木です。


ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)

樹形 樹皮 根本 針葉

ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)は、マツ科の常緑高木です。
名前に「スギ」とありますが実はマツの仲間で、世界三大庭園樹の一つとして公園などに美しく堂々とそびえ立ちます。
最大の特徴は、クリスマスツリーのような綺麗な円錐形の樹形と、水平に広がった大枝の先端が優美に垂れ下がる姿にあります。
青みを帯びた深緑色の針葉は、短い枝の先にポンポンのように集まってつきます。
立派に成長した幹の樹皮は暗褐色で、細かくウロコ状に割れて深い風格を漂わせます。
秋には大きな卵形の松ぼっくりを実らせ、
熟すと先端がバラの花のように開いて剥がれ落ちる「シダーローズ」の楽しさも秘めた、気品ある身近な大木です。


クロマツ(黒松)

樹形 クロマツの雄花

クロマツ(黒松)は、日本の海岸線を中心に自生するマツ科の常緑高木です。
潮風や砂の移動に非常に強いため、古くから白砂青松の美しい海岸防風林や、日本庭園の主役として親しまれてきました。
最大の特徴は、その名の通り黒みを帯びた暗灰色の樹皮です。
成長とともに樹皮が亀の甲羅のように厚く深く割れ、圧倒的な力強さと風格を漂わせます。
針葉は2本が対になって伸び、同じマツの仲間であるアカマツに比べて太くて硬く、手で触るとチクチクと痛いほどの力強さがあります。
春には枝先に赤紫色の小さな雌花と黄色の雄花をつけ、翌年の秋に大きな松ぼっくり(球果)を実らせます。
厳しい環境に耐え抜く凛とした姿から、日本の美を象徴する代表的な針葉樹です。


アキニレ(秋楡)

樹形 空が見える虫食いの葉

アキニレ(秋楡)は、ニレ科の落葉高木です。
湿った場所を好み、河川敷や公園などでよく見られます。
秋に小さな花を咲かせ、翼のある種子を風に乗せて散布するのが特徴です。
成木になると樹皮が縦に割れ、独特の風合いを持つようになります。
アキニレの葉は、アキニレハムシなどの食葉性昆虫にとって格好の餌です。
そのため、夏になると写真のように葉が穴だらけになる食害がよく見られます。
しかし、木自体の生命力は非常に強く、多少の葉の欠損であれば枯れることはありません。
虫と木が共存する、身近な自然の力強さを象徴する樹木といえます。



秋のコスモス畑



春の風景
 髭の渡しと言えば秋の「コスモス畑」が有名だが、春も梅や桜が咲いて美しい。


遅咲きの梅 蕾の状態 3月1日撮影  


河津桜(カワヅザクラ) 3月1日撮影 オオシマザクラ(大島桜)


 
レンギョウ ユキヤナギ  

レンギョウは、早春の光を受けて枝いっぱいに黄色い花を咲かせる低木です。
まだ空気に冷たさが残る頃、ほかの植物に先がけて色づくため、
季節の移ろいを最も早く知らせてくれる存在として親しまれています。
細い枝に連なる花は軽やかで、風に揺れると金色の小さな鈴が鳴るような印象を与えます。
庭木としても丈夫で扱いやすく、明るい景観づくりに欠かせない春の定番です。

ユキヤナギは、早春に細い枝を覆うように白い花を咲かせる落葉低木です。
ひとつひとつの花は小さく控えめですが、群れ咲くことで柔らかな白い帯のような景観をつくり、
春の光を受けてきらめく姿が印象的です。
枝がしなやかに流れるように伸びるため、風が通ると白い花の波が揺れるように見えます。
丈夫で手入れも容易なため、庭木や公園の植栽として長く親しまれてきた春の代表的な花木です。


晩春の風景
探訪日 2026-5-6

クローバー 赤クローバー 紅白のニワゼキショウ

クローバー(シロツメクサ)
日当たりの良い場所でよく見かける、おなじみのマメ科の植物です。
丸い白い花と、三つ葉の形が特徴的。子供の頃に花冠を作って遊んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか。
クローバーは踏まれても強く育つ生命力を持ち、春から初夏にかけて道端で元気に咲き誇ります。
見つけるとつい四つ葉を探したくなる、多くの人に愛されている野草です。

アカクローバー(ムラサキツメクサ)
クローバー(シロツメクサ)に似ていますが、その名の通り赤紫色の少し大きめの花を咲かせます。
背丈もシロツメクサより少し高くなることがあり、存在感があるのが特徴です。
草原や野原でひときわ目を引くその濃い色の花は、初夏の風景に彩りを添えてくれます。
蜜をたっぷりと蓄えているため、多くのハチたちが集まる、賑やかで生命力にあふれた植物です。

ニワゼキショウ(庭石菖)
初夏の晴れた日の午前中に、道端や庭先でパッと開く小さな可憐な花です。
直径1センチにも満たないほど小さな花ですが、赤紫や白の花弁の真ん中には鮮やかな黄色い目のような模様があり、
まるで星が降りたような美しさです。
アヤメ科らしい細い葉が石菖(セキショウ)という植物に似ていることからこの名がつきました。
儚くも愛らしい姿は、道行く人の目を楽しませてくれます。

イタチハギ(鼬萩) ノイバラ(野薔薇) ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)

イタチハギ(鼬萩)
イタチハギ(鼬萩)は、マメ科の落葉低木です。
花穂が、ふさふさとしたイタチの尻尾のように見えることから「イタチハギ(鼬萩)」と名付けられました
北アメリカ原産の帰化植物で、別名を「クロバナエンジュ(黒花槐)」とも言います。
穂状(すいじょう)に密集した黒紫色の小さな花をつけ、そこから黄色い葯(やく)が顔を出すのが大きな特徴です。
荒れ地や河川敷などにも強く、かつては法面(のりめん)の緑化や砂防のために植栽されてきましたが、
現在ではその強い繁殖力から日本の各地で野生化しています。
初夏にかけてこのような個性的な花を咲かせ、秋には豆果をつけます。

ノイバラ(野茨)
初夏になると、枝いっぱいに真っ白で香り高い小さな花を咲かせる、日本の野山の代表的なバラです。
鋭いトゲがあることからこの名がつきましたが、その可憐な花の姿にはトゲを感じさせない優しさがあります。
秋には赤く可愛らしい実をつけ、野鳥たちの大切な食料にもなります。
春には花を、秋には実を。季節ごとに違った表情を見せてくれる、里山の風景になくてはならない植物です。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
名前の通り、本来は夜に咲く月見草の仲間でありながら、昼間にも美しく咲き誇る植物です。
淡いピンク色の花弁が風に揺れる姿はとても優雅で、初夏の道端を明るく照らしてくれます。
繁殖力が強く、一度根付くと群生して咲くため、その景色はまるでお花畑のよう。
生命力にあふれ、道行く人の目を楽しませてくれる、初夏の訪れを感じさせてくれる心強い存在です。

センダンの蕾 キングサリの蕾 コメツブツメクサ(米粒詰草)

センダンの蕾
5月の初め、センダンは新しい季節の準備で大忙しです。
枝先には可愛らしいピンク色の蕾がたくさん集まり、初夏を待ちわびています。
この木は、前年に実った黄色い果実をまだ枝に残しながら、
同時に今年の新しい命である蕾を膨らませるという、特別な姿を見せてくれます。
古い実と新しい蕾が同居するこの風景は、生命の巡りを感じさせるこの時期ならではの贈り物です。

キングサリの蕾
初夏の訪れを告げるように、キングサリが黄金色の房を垂らす準備を整えています。
5月上旬の枝先には、まるで緑の宝石を連ねたような蕾がびっしりと並び、
開花への期待を高めてくれます。
やがて黄色い蝶のような花が次々と開けば、
その姿は「キバナフジ」の名にふさわしい見事な鎖状の輝きへと変わります。
華やかな花々の季節の中でも、ひときわ優雅に揺れる姿は見る人の心を惹きつけてやみません。

コメツブツメクサ(米粒詰草)
河原や道端で、米粒のように小さな黄色い花を一面に咲かせる可愛らしいマメ科の野草です。
5月頃、地面を這うように群生し、春から初夏にかけての足元を鮮やかに彩ります。
その名の通り、ひとつひとつが「米粒」ほどの小ささですが、たくさん集まって咲く姿はまるで黄金色の絨毯のよう。
日当たりの良い場所を好み、どこか懐かしさを感じさせる可憐な佇まいは、
散歩の途中で見つけると心がほっと温まるような、親しみあふれる存在です。



初夏の風景 探訪日2026-5-17
探訪日は5月17日だが、地球温暖化の影響からか気候的には初夏である。

センダン(栴檀)の花

薄紫の靄のように見えるセンダン木 センダンの花

センダンは、5月から6月頃に、今年伸びた枝の付け根からたくさんの小さな花を咲かせます。
一つひとつの花は、薄紫色の5枚の花びらと、中心にある濃い紫色の筒(雄しべが合体したもの)のコントラストがとても繊細で、
近づくとアジサイに似た独特の甘い香りが漂うのが特徴です。
髭の渡しには数本のセンダンが確認できる。
「栴檀は双葉より芳(かんば)し」ということわざがありますが、
これは香木の白檀(ビャクダン)を指しており、このセンダンとは別の植物です。
本種は秋になると、葉が落ちた枝にたくさんの丸く黄色い果実を実らせ、冬の鳥たちの貴重なごちそうになります。


シナサワグルミ(支那沢胡桃の実

樹形 幹と葉 緑の房状に垂れ下がった実

シナサワグルミ(支那沢胡桃)は、中国原産のクルミ科の落葉高木です。
水辺を好み、日本では公園や河川敷などに広く植えられています。
最大の特徴は、鳥の羽のように広がる大きな葉です。
小葉が左右に対になって並び、先端が2枚の葉で終わる「偶数羽状複葉」になることが多く、
葉の軸(葉軸)に薄い緑色の「翼(よく:ひれ状の突起)」が発達する点で、日本在来のサワグルミと見分けることができます。
5月頃になると、黄緑色の小さな実が数珠つなぎになった、長さ20〜30センチメートルほどもある見事な「房」をいくつも垂れ下げます。
一つひとつの実には一対の小さな翼がついており、秋に熟すと風に乗ってクルクルと舞いながら遠くへ飛んでいきます。


群生する草花

花壇の百花繚乱も素晴らしいが、河川敷の野原に群生する草花も見ごたえがある。
植物の命の鼓動が感じられ、自然と一体化した気分が味わえる。

ヘラオオバコ(箆大葉子)

ヘラオオバコ(箆大葉子)はオオバコ科で、日当たりの良い荒れ地、道端、河川敷や牧草地などを好みます。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、5月頃に細長いへら型の葉の間から長い花茎を伸ばし、その先端に円柱形の花穂をつけます。
花穂のまわりから白い雄しべが輪のように飛び出して咲く姿が、まるで小さな土星の輪のようにも見える、
初夏の野原でお馴染みの逞しい野草です。

ハルジオン(春紫苑)

ハルジオン(春紫苑)はキク科で、日当たりの良い道端や空き地、河川敷、畑のあぜ道などを好みます。
北アメリカ原産の帰化植物で、4月から6月頃にかけて、細い糸のような花弁をもつ白や淡いピンク色の花をたくさん咲かせます.。
よく似た仲間に「ヒメジョオン(姫女苑)」がありますが、この時期(5月中旬)に最盛期を迎えており、
咲く直前の蕾が下を向いて恥ずかしそうにうなだれる特徴があること、また茎を折ると中が空洞になっていることから、こちらはハルジオンです。
大正時代に園芸用として日本にやってきた歴史があり、今では初夏の野原を優しく彩ってくれる、どこか親しみ深い野の花です。

クスダマツメクサ(楠玉詰草)

クスダマツメクサ(楠玉詰草)はマメ科で、日当たりの良い道端、河川敷、空き地や牧草地などを好みます。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、5月頃に小さな黄色い花が球状に集まった、まるで「くす玉」のような可愛らしい花を無数に咲かせます。
初夏の野原では、一面に黄色いクスダマツメクサが広がり、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのように群生します。

イヌムギ(犬麦)

イヌムギ(犬麦)はイネ科で、日当たりの良い道端、空き地、河川敷や広く開けた草地などを好みます。
南アメリカ原産の帰化植物で、初夏の5月頃に、茎の先からやや大きくて扁平な(平べったい)小穂(しょうすい)をまばらに垂らすのが特徴です。
名前に「イヌ」と付くのは、「人間の役には立たない(食べられない)麦」という意味の、植物界によくある少し気の毒な命名ですが、
サラサラとした野原のなかで力強く穂を伸ばす姿は、日本の初夏の景色にすっかり溶け込んでいます。

ナヨクサフジ(弱草藤)

ナヨクサフジ(弱草藤)はマメ科で、日当たりの良い河川敷、道端、堤防や空き地などを好みます。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、5月頃に鮮やかな紫色の蝶型(ちょうがた)の花を、片側に並べてたくさん咲かせます。
よく似た在来種の「クサフジ」は花筒が短いのに対し、
ナヨクサフジは花筒が長く、花の旗弁(一番上の大きな花びら)の爪部が舷部と同じか長いという特徴があります。
また、つるが「なよなよ」として柔らかいことが名前の由来です。
赤紫と青紫が混ざり合ったような鮮やかな花穂が、緑の野原で風に揺れる姿は、初夏ならではのとても華やかな風情を感じさせてくれます。



夏の風景 探訪日2026-6-13

オニグルミ オニグルミの実

オニグルミは日本全国の河川敷や山地に自生するクルミ科の落葉高木です。
春に花を咲かせ、秋には厚い果皮に包まれた硬い実をつけます。
この実は縄文時代から貴重な食料源とされ、中身の仁は非常に栄養価が高いです。
殻が非常に硬く調理には手間がかかりますが、独特の風味とコクは料理や菓子の材料として今も親しまれています。
また、樹皮は染料としても活用され、実も殻も余すことなく利用できる有用な樹木です。

ネムノキ

ネムノキはマメ科の落葉高木で、夏に薄桃色の繊細な糸状の花を咲かせます。
名前の由来は、夜になると葉が左右から合わさって閉じる「就眠運動」を行い、
まるで眠っているように見えることから来ています。
「合歓」の漢字には、夫婦が仲睦まじく寝るという意味も込められています。
独特の羽状複葉の葉と、儚げで美しい花は古くから詩歌にも詠まれ、
日本の初夏の風物詩として親しまれている風情ある樹木です。


イボタノキ(水蝋の木)

樹皮

イボタノキ(水蝋の木)は、モクセイ科の落葉低木で、日当たりの良い林縁や道端に自生します。
初夏(5〜6月)に、枝先に小さな白い花を円錐状にびっしりと咲かせる姿が非常に美しく、庭木や生け垣としても親しまれています。
名前の由来は、この木に寄生する「イボタロウムシ」が分泌する蝋(イボタロウ)にあります。
かつてはこの蝋を家具の艶出しや敷居の滑りを良くするために利用していました。
葉は対生し全縁、秋には黒く熟す実をつけ、野鳥の貴重な食料となります。
丈夫で成長が早いため、古くから日本の里山風景に溶け込んできた、生活に深く結びついた樹木です。

ヒメジョオンの群生

ヒメジョオンは、北米原産のキク科の植物です。
明治時代に観賞用として渡来しましたが、現在では強健な繁殖力で全国の道端や空き地に群生する帰化植物として定着しています。
春に咲く似た花のハルジオンとの主な違いは、茎の構造です。
ヒメジョオンの茎は中身が詰まっていますが、ハルジオンは空洞です。
また、ハルジオンより開花時期がやや遅く、初夏から秋にかけて長く花を咲かせるのが特徴です。
群生する様子は夏の訪れを感じさせる典型的な風景の一つとなっています。

センダンの青い実 ギシギシ 赤茶色の穂 ヤブジラミ(藪虱

センダンの実の変遷
現在はまだ緑色で硬い実ですが、秋から冬にかけて成熟すると黄色くなり、木から葉が落ちた後も長く枝に残ります。
この様子が、かつては木に鈴がぶら下がっているように見えることから「金鈴樹(きんれいじゅ)」という別名もあります。

ギシギシ
初夏に見られる赤茶色の穂は、花が成熟した果実の集まりです。
本種は漢方で「羊蹄根(ようていこん)」と呼ばれ、根を乾燥させたものが便秘薬や皮膚疾患の外用薬として利用されてきました。
また、若芽は山菜として「オカジュンサイ」の名で親しまれ、お浸しなどで食べられます。
ただし、シュウ酸を多く含むため、調理の際は必ず茹でてしっかりアク抜きをする必要があります。

「ギシギシ」という名前の由来には定説がなく、いくつかの説があります。
茎や葉をこすり合わせると「ギシギシ」という音がすることから、また、ぎっしりと詰まった穂を揺らすと「ギシギシ」と音がすることから。
関西や京都周辺の方言で「牛の舌」を指す言葉が「ギシギシ」であり、葉の形が牛の舌に似ていることから。
実が穂に「ぎっしり」と詰まっている様子を指す言葉から転じたということから。

ヤブジラミ(藪虱
ヤブジラミ(藪虱) はセリ科特有の「複散形花序」といって、茎の先端から小さな花が集まって傘状に咲くのが特徴です。
熟した果実に鉤(かぎ)状の刺があり、それが衣服によくくっつくことから、衣服に付く「シラミ」に見立てて「ヤブジラミ」と名付けられました。
日陰や藪、道端などでごく普通に見られる一年草です。春から初夏にかけて白い小さな花を咲かせます。