奈良県内を三地域に分け、177テーマ、A-５版200ページを超す本格版です。
自然を語る性格上、カラー・ページを多用しました。カラー209 図、
モノクロ4図、全234ページ。当然、コストアップにつながりますので、
オン・デマンド＊の出版です。書店では入手できませんが、地域環境を
知る基礎資料として活用いただければ幸です。
＊オン・デマンド出版とは、インターネットを経由し、注文ごと
に印刷・製本・発送いたします。取次店・書店に在庫を持たず中間経費を抑えた、
資源を無駄にしない新しい出版の形式です。
表紙
ページ見本
内容
はじめに ： もくじ
地形と地質の概観 ： 大和の地形、 大和の地質、 ランドサット･イメージ、 大和の気候
内帯の地学：京阪奈丘陵の幼年期地形、大和高原の老年期地形、北奈良の撓曲列、
藤ノ木台のあやめ池撓曲、 疋田町のあやめ池撓曲、 押熊町の押熊撓曲、 二名町の
登美ヶ丘撓曲、 押熊の平行不整合、 造成による地形改変 平城ニュータウン、東鳴川
・法用の産廃山、佐保丘陵の高師小僧、 メタセコイア、奈良盆地東縁断層崖、帯解-
高樋の弾性波地下断面、 最終寒冷期の地層、 天井川 大和川、広域テフラ 姶良火山
灰、ステゴドンゾウ、 先史･原史時代の植生、奈良盆地の酸欠事故、 箸尾の液状化、
薬師寺のパイプ構造、大和田の荷重痕、奈良盆地の化石海水、十六面のアカホヤ火
山灰、 岩盤を割る松、鹿野園町の市ノ井断層、岩井川上流の非整合、紀寺町の土石
流、 御蓋山の岩塊流、 若草山は火山か？、森本の土石流堆積物、 藤原層群の石灰
質団塊、 三笠安山岩、針のタマネギ状風化、領家帯、 地獄谷の石炭層、中の川の火
山豆石、相河の平行不整合、吐山の生痕化石、 吐山の流れの化石、河の細礫岩層、
藺生高塚の大壁画、 吐山のスズラン、小夫の化粧壺、鍋倉渓の残留礫、小倉の風化
花 崗 岩、 大西のビッグボール、 柳生の一刀石、 貝ヶ平山の火砕流、 南之庄の球状
結核、 地獄谷石窟仏 ･ 春日石窟仏、 木節粘土と蛙目粘土、 傾動地塊、 庄田の逆断
層、 生駒トンネルの地質断面、 小瀬の鳴石、 宝山寺の尖塔、残丘 生駒山と神野山、
椿井 の 土石流、 勢野 の 逆断層、 屯鶴峯のバッドランド、 石切場の節理、 明神山の
板状節理、 二上山麓 の漂砂鉱床、 穴虫のガーネット、 穴虫 のサファイア、 穴虫の逆
断層、 屯鶴峯の火山弾、 旧石器原石 黒曜石、亀の瀬 の第三紀地辷り、極楽寺扇状
地、葛城山麓の撓曲、兵家の鉄砲川、小殿の蛭石、土石流の池田遺跡、 鹿路の圧砕
岩、針道の黄鉄鉱、壺坂の五百羅漢、山田寺の倒壊、明日香遺跡の埋没、室生の溶
結凝灰岩、 曽爾の柱状節理、曽爾の大岩壁、曽爾高原のお亀池、フロの谷の植物化
石、 曽爾高原の湿原、 古市場の辰砂、 萩原の深層風化、 都介野のビュート、菅野の
地辷り、 奈良市災害編年史
中央帯の地学 ： 中央構造線、 大澤町の中央構造線、 上之町の中央構造線、中之町
のカタクレーサイト、 大澤町 のスランピング、 鷲家の中央構造線、 東川の枕状溶岩、
中奥の火砕岩脈、 黒滝の赤岩、 平原の黒色片岩、 高見の雲母片岩、 宮滝の結晶片
礫岩、 樫尾の複合岩脈、 宮滝の甌穴、国栖の大蛇行、越部の大淀層、五條市の段丘
層、 左曽の 赤色土、 龍門の くされ礫、 山口のくされ礫、 麦谷の巨大転石、 屋那瀬の
破砕帯 地辷り、 白屋 の 地辷り、 高見山 の 崩壊、 杉谷 の 間欠泉、 ツルマンリョウ、
トガサワラ、 最後のニホンオオカミ
外帯の地学 ： 紀伊山地の準平原面、 紀伊山地の壮年期地形、 四万十帯、 上垣内の
メランジェ、西川の折れ曲がった地層、滝の岩脈、谷瀬の山腹礫層、高津の山腹礫層、
昴の郷、 西川の蛇行、 重里の大畑瀞、宇井の国道崩落、衝上岩体、紀伊山地の赤い
泥岩、足摺ノ宿のカレンフェルド、玉置山の枕状溶岩、紀伊山地の放散虫化石、瀞峡、
稲村ヶ岳の礫岩層、洞川カルスト、洞川の鍾乳洞、洞川のフズリナ、七面谷の大崩壊、
舟ノ垰 稜線の舟底型凹地列、 大峯酸性岩、 大峯酸性岩の貫入細脈、 大峯酸性岩の
岩脈、洞川の接触鉱床、 観音峯のレインボーガーネット、 弥山川の大峯石、水太谷の
無双洞、七曜岳の七つ池、玉置口のまぼろしの化石、天ヶ瀬の赤色泥岩、水太谷の底
無し井戸、 前鬼の双つ岩、 池郷渓谷の岩塔群、 池原の接触帯、明神池、池峯の池峯
礫層、 佐田の 還流丘陵、 上桑原の 環状丘陵、東ノ川の噴泉、西原の土砂崩れ、吉野
山 地 の 流 れ 盤、 和 泉 砂 岩 の 道 祖 神 像、 吉野郡水災誌、 和歌山県 の 最高峰
資料と文献 大和の山々の新標高、 大和の温泉 泉温、 大和の放射年代、文 献
おわりに
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