6番壷阪寺、7番岡寺
奈良・飛鳥地方の壷阪寺、岡寺は近鉄南大阪線・吉野線、奈良交通バスを乗り継いで参拝する。壷阪寺では初公開秘仏の体内仏を拝観できた。岡寺周辺飛鳥の里は行楽シーズンとあって、多くのサイクリングを楽しむ方にであった。(日生中央から往復約8時間、1万1千歩)
HOME
壺阪寺、岡寺付近地図
【壷阪寺】 大阪阿部野橋から近鉄電車吉野行き急行で約50分、壺阪山駅に到着。駅からバスで約10分、終点の壷阪寺前バス停で降り、参道を5分ほど歩くと壷阪寺山門前に着く。拝観料500円を支払って、境内に入る。
壷阪寺前バス停
バス停前土産物店
壷阪寺参道
朱色鮮やかな山門をくぐり階段を登ると三重の塔や本堂が見えてくる。本堂横の納経所でご朱印をいただき、本堂へ入る。さらに奥に向かい、ご本尊が安置されている八角形の円堂に入る。この建物が本当の本堂なのだろう。 ご本尊は十一面千手観音。眼病に霊験あらたかな仏様だとのこと。常連の参拝者なのだろうか、「今日は笑っていらっしゃる」とか。両手をしっかり合わせ、意志の強そうな、頼りがいのある観音様と感じられた。 創建千三百年を記念して、秘仏の千手観音像がご本尊の手前に安置されていた。開祖が彫ったとされ、体長10センチほどの体内仏で、過去一度も公開された記録がないという。12月18日まで公開される。
壷阪寺山門
本堂
三重の塔
ご本尊:十一面千手観音
壷阪寺ご朱印
本堂横に壷阪霊験記の「沢市とお里」の像。さらに境内各所に、石造りレリーフ、仏足石、大石堂等、他のお寺と少し趣を異にする建造物があり、さらに少し離れた丘に高さ20メートルの大観音像がそびえる。長年のハンセン氏病救済活動に対してインド政府から贈られたとのこと。
石造レリーフ
沢市・お里の像
大観音像(手前下に人物)
仏足石
大石堂
各所じっくりと拝観したいところであるが、小雨が降り出したのと岡寺行き臨時バスの時刻も迫っており、1時間余りで切り上げた。バス停付近のお土産店でくず餅を購入。
愛染堂
【岡寺】 壷阪寺から岡寺へはバスで向かう。11月24日までの日曜・祝日のみの運行だそうだ。 壷阪山駅前、飛鳥駅前を経て、30分ほどで岡寺前バス停に。最初は平坦で次第に登り坂になる参道を7、8分歩くと岡寺山門が見えてくる。拝観料300円を支払い中にはいる。
岡寺参道
岡寺山門
本堂にて参拝。ご本尊は如意輪観音。入り口でもらったパンレットによると、日本最大の塑像観音像で如意輪観音像としては日本最古だそうだ。どっしりとした重み、包容力を感じさせる大きな観音様だ。如意輪とは、物事を自分の意のごとくかなえていただけるとの意。あやかりたい。しばし拝観させていただく。 境内には、参拝者が鐘をつくことが出来る鐘楼や三重の塔、太子堂などの建造物。大きな仏足石などがある。三重の塔はま新しい。昭和61年に510年ぶりに再興なったとのこと。 庭園の手入れも良く、春には境内一円のシャクナゲの花がさぞかし綺麗だろう。
本堂入り口
鐘楼
岡寺ご朱印
太子堂
岡寺でも時折小雨が降るあいにくの天気で、早めに切り上げた。サイクリングを楽しむ姿があちこちで見られ、飛鳥の里は賑わっていた。岡寺前からバスで近鉄・橿原神宮前駅へ。行楽シーズンのためバスは満員で、途中の道も混んでおり到着は遅れた。
【行程メモ(H15.11.2)】 ※阪急から地下鉄の乗り継ぎはややハードであった。
9:11
日生中央発
能勢電鉄
9:31
川西能勢口着
約8時間 1万1千歩
9:33
川西能勢口発
阪急宝塚線快速急行
9:55
梅田着
9:59
梅田発(※)
地下鉄御堂筋線
10:14
天王寺着
10:20
大阪阿部野橋発
近鉄吉野線急行
11:05
壺阪山着
11:25
壺阪山駅バス停
奈良交通バス
11:36
壷阪寺バス停着
11:45
13:00
壷阪寺バス停発
奈良交通(臨時)
13:27
岡寺前バス停着
13:33
14:25
岡寺前バス停発
13:55
橿原神宮前東口
15:03
橿原神宮前発
近鉄・南大阪線急行
15:42
大阪阿部野橋着
15:49
天王寺発
16:04
16:10
梅田発
16:30
16:36
16:56
日生中央着
HOMEへ
TOPへ