4番施福寺、5番葛井寺
南大阪地区の施福寺、葛井(ふじい)寺は南海高野線、南海バス、近鉄長野線・南大阪線を使い、比較的効率よく参拝することができた。施福寺の紅葉の見頃は11月初め頃で、時期的には少し早すぎた。参道が見事に紅く染まるそうだ。 (日生中央から往復約9時間、1万4千歩)
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施福寺・葛井寺周辺地図
【施福寺】 新今宮から南海電鉄高野線・泉北高速鉄道準急で終点の和泉中央まで約30分。南海バス槙尾山行きバスで約30分。終点の槙尾山バス停に着く。バス停前には土産物店があり、参拝者用に登山用の竹杖を貸してくれる。 バス停からいきなり急坂になる。喘ぎながら登ると、まもなく山門が見える。山門を過ぎると参道は地道と石段に変わる。
和泉中央駅
槇尾山バス停前土産物店
施福寺山門
山門からの地道の参道
参道横には丁石が立ち、その横には地蔵さまがおもいおもいに鎮座。山門前丁石は六丁。
八丁
六丁(山門前)
五丁
四丁(まもなく大日堂)
三丁
二丁
一丁(まもなく愛染堂)
息を切らしながら参道を登ると、下山客の方から元気に「こんにちは」「ご苦労様です」と声をかけられる。登山道では当たり前の挨拶だが、心がこもっていて元気づけられる。思わず大きな声で「こんにちは」とお返しする。 大日堂を過ぎ、急な石段をいくつか登ると、一丁の丁石の後、弘法大師空海が剃髪したと言われる愛染堂に着く。本堂はまもなくだ。
大日堂
石段の参道
愛染堂
バス停から約30分で本堂に到着する。ガイドブックに一時間の急坂と書いてあったので相当の覚悟をしてきたが、ところところでデジカメ休憩をとっても半分の時間で登ることができた。 本堂で参拝。ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。本堂後方には馬頭観音も安置されているとか。 参拝後、本堂の納経所にてご朱印をいただく。団体の参拝客があるようで、添乗員の方が沢山の納経帳を預かりご朱印の記帳依頼を代行していた。せっかく参拝したのだから参拝客がご自身でお願いしたら如何か、と思う。 参拝を終え、葛城連峰が見渡せる休憩所で休憩、昼食をとる。
施福寺 本堂
施福寺 ご朱印
施福寺から葛城連峰を望む
もと来た参道を下山する。途中で喘ぎながら登ってくる参拝客に何度も会う。同じ苦労をして登ってきた方々に心から「こんちは」「もうすぐですよ」と声をかける。登るときにかけられた元気づけが、今度は自分がしている。 麓の土産物店で地元のせんべいを買い求め、次の葛井寺へ向かう。
西国霊場各寺の観音様
【葛井(ふじい)寺】 槙尾山バス停から泉大津駅前行きバスに乗り、横山高校前にて下車。交差点を渡り対角側にあるバス停から今度は河内長野行きバスに乗り換える。栃木から来た女性の方と一緒になる。年に1回数日かけて西国霊場を巡礼されているとのこと。周辺遠方は参拝済みで、奈良と京都の一部を残すのみ。葛井寺を参拝し今夜は奈良泊まりとお聞きした。 河内長野駅から近鉄で藤井寺駅へ向かう。
近鉄・南海 河内長野駅
近鉄 藤井寺駅
藤井寺駅から商店街を通り5分ほどで葛井寺西門に到着。本来は正門である南大門から入るのが礼儀とのこと。 本堂で参拝。ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩で、天平時代の作とか。国宝に指定されている。
西門
参道商店街入り口
南大門
葛井寺本堂
香炉
葛井寺 ご朱印
鐘楼
百度石
大師像
近くに仲哀天皇陵があるとのことなので、足を伸ばす。途中で藤井寺地区だんじり祭りの山車にであう。だんじりに乗る人も引く人も元気いっぱいで、見る人も笑顔満面で、小規模だが楽しいお祭りのようだ。何か得した気分になった。
だんじり
仲哀天皇陵
【行程メモ(H15.10.11)】
7:54
日生中央発
能勢電鉄急行
8:11
川西能勢口着
9時間 1万4千歩
8:22
川西池田発
JR宝塚線
8:39
大阪着
8:43
大阪発
JR大和路快速
8:55
新今宮着
9:07
新今宮発
南海高野線準急
9:39
和泉中央着
9:56
和泉中央発
南海バス
10:28
槙尾山バス停着
10:55
施福寺本堂
12:20
槙尾山バス停発
12:35
横山高校前バス停
12:38
横山高校バス停
13:05
河内長野着
13:17
河内長野発
近鉄長野線 準急
13:43
藤井寺着
13:55
14:30
14:53
藤井寺発
近鉄南大阪線準急
15:07
大阪阿部野橋着
15:13
天王寺発
15:26
15:30
15:51
川西池田着
16:06
川西能勢口発
能勢電鉄
16:30
日生中央着
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