31番長命寺

 長命寺は近江八幡市の琵琶湖畔の山腹にある。808段の石段はたとえきつくとも、耐えてこそ御利益があると一段一段踏みしめて登る。観音正寺から繖(きぬがさ)山山頂を経て安土駅まで歩いた足には、かなり厳しい石段であった。

◆滋賀県近江八幡市長命寺町157番地

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 JR安土から一駅、近江八幡で近江鉄道バス「長命寺」行きに乗り換え約25分、琵琶湖畔にある終点の長命寺バス停で降りる。かって巡礼の旅人は竹生島宝厳寺から船に乗り、ここ長命寺港についたのだという。琵琶湖に臨み、土産物店を経て直ぐに808段の石段が迫る。きつい石段を耐えてこそ御利益があるといわれ、一段一段踏みしめるように登る人が多い。途中の石仏を撮りながら休み休み登る。バス停から15分ほどで山門着。手水を経てさらに石段を登ると本堂に着く。
 長命寺は聖徳太子の開基といわれ、ご本尊は千手十一面聖観世音菩薩三尊一体(秘仏)。本堂でお詣りし、納経所でご朱印をいただく。
 本堂は単層入母屋造り、檜皮葺き屋根の総朱塗りの美しい建物。三重の塔、鐘楼などと共に重要文化財。本堂奥には、薬師、阿弥陀、釈迦如来の三仏を祀る三仏堂、それに続く拝殿。さらに奥の山腹に、鐘楼や、如法行堂等伽藍が立ち並ぶ。
 境内を一周し、本堂前で琵琶湖の景観を眺めしばし休憩、観音正寺からきつい道を上り下りし疲れた足を休める。登りもきついが、下りも足に応えるので十分に休むこととする。

KL11

L2

L21

JR近江八幡駅

長命寺参道入り口

石段は続く

K3

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tyozu

石段途中の石仏

長命寺山門

手水

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hondounai

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長命寺本堂

本堂内

長命寺ご朱印

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goma

sanbutsu

三重の塔

護摩堂

三仏堂

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keidai

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鐘楼

長命寺境内

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本堂付近から琵琶湖を眺望