29番松尾寺

 交通ダイヤの関係でまず松尾(まつのお)寺へ向かう。青葉山中腹に位置する松尾寺へは、駅から続く近畿自然歩道を約35分かけて登る。境内は人影もまばら。噴き出す汗をぬぐい、本堂内にてご本尊を拝みつつしばし気を静める。 (JR小浜線松尾寺駅前から徒歩約35分)

京都府舞鶴市松尾532

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 JRの普通列車を乗り継ぎ、川西池田から3時間半かけて小浜線松尾寺駅に着いた。福知山からの電車は1両のワンマンカーで、結構混んでいた。松尾寺駅は今は無人で落書きなど荒れてはいるが、交差線跡もあり駅舎も大きく以前は賑わっていたのだろう。駅前駐車場前に、近畿自然歩道の案内標識があり、松尾寺へは3.2kmと表示されていた。標識は要所要所に整備されていて、歩くのに不安はない。地道になり、暫く歩くとやがて左手前方に青葉山の勇姿が見えてくる。再び車道と合流し、さらに進むと登りは少しずつ険しくなってくる。坂道は緑に囲まれてはいるが日陰が無く、噴き出す汗を拭き拭き登る。やがて、仁王門に至る石段下に到着。駅から35分。駅の案内では50分と書かれていたので15分短縮。
 仁王門をくぐると、さらに前方に本堂への石段。午前中早い時間帯のためか、境内に人影はない。
 本堂にて参拝。ご本尊は馬頭観世音菩薩。噴き出す汗をぬぐい、ご本尊を拝みつつしばし休憩、気を静める。写真撮影OKをいただいたので、非力ながらご本尊を撮らせて頂いた。

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JRワンマンカー

松尾寺駅

青葉山

近畿自然歩道
の標識

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仁王門

仁王像

本堂への石段

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松尾寺本堂

ご本尊

本堂内

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松尾寺ご朱印

大師堂

青葉山への登山道

 納経所は仁王門横池の畔と聞き、本堂を退出、石段を降りる。境内にはちらほら参拝客も見え始めた。自家用車のご家族、バイクの若者、タクシーを利用した10名ほどの団体。松尾寺駅前にタクシー会社の看板があった。電車の便によっては東舞鶴から利用される方もいるのだろう。
 納経所でご朱印をいただき、電車時間にはまだ早いので、境内を散策する。門前に食堂が2軒開いていたので、そのうちの1軒で、おにぎりを作れないか尋ねてみたところ「青葉山へ登るのですか?」と聞かれ、じゃこ入りの大きなおにぎりを2コ、快く作って頂いた。本堂の奥に青葉山への登山道があり、食堂で休憩し腹ごしらえする登山客も多いのだろう。下山後、天橋立へ向かう車中での手作りおにぎりはボリュームたっぷり味も良く、コンビニおにぎりの比ではなかった。良いお土産をいただいた。

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