28番成相寺

 JRと北近畿タンゴ鉄道を乗り継ぎ天橋立駅へ。ここからさらに観光船、リフト、バスを乗り継いで目的の成相(なりあい)寺へ到着。開山1300年を記念して33年ぶりにご本尊がご開帳。信者で賑わっていた。成相山山頂付近のパノラマ展望台から見た天橋立、若狭湾国定公園は絶景に尽きる。 
(天橋立駅前から成相寺まで約1時間)

京都府宮津市字成相寺339

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 小浜線松尾寺駅から東舞鶴、西舞鶴と一駅毎に乗降車を繰り返し、西舞鶴で北近畿タンゴ鉄道に乗り換えて天橋立へ向かう。車内はJRの旧車両の対面型と異なり二人座席型に改装されていて座りやすい。西舞鶴から40分で天橋立に到着。駅前から観光船乗り場へは道路を隔て土産物屋を迂回して向かう。道を尋ねないと初めての人には少し分かりにくい。海水浴客が多く、ついて行けば良いのかもしれないが・・。
 観光船切符売り場で観光船、ケーブル又はリフト、登山バス、成相寺入山料がセットになった切符を売っていたので買い求める。観光船乗り場横にはモーターボートも出ていて、急ぐ場合に利用すると良さそうだ。前方に傘松公園、右手に天橋立を眺めつつノンビリ船旅、12分で一の宮港。案内表示に沿って籠神社鳥居をくぐり境内を横切り、土産物店を経てケーブル・リフト乗り場へ。15分間隔のケーブルは出た後だったのでリフトに乗る。約6分で傘松駅へ。傘松公園は天橋立の股のぞきで有名な公園で、あちこちに股のぞき場所が設けられている。観光客も多く、股のぞきを写真に収めて賑やかなことである。
 確かにここから見る天橋立は絶景といえる。場所を変えつつしばし見とれる。
 成相寺行き登山バスも15分間隔で運転されており、曲がりくねった、ガードレールもない急坂を絶妙の運転で登っていく。成相寺仁王門を経て、7分程度で本堂下石段下に着く。

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天橋立駅

北近畿タンゴ鉄道

観光船天橋立駅

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傘松公園から望む天橋立

傘松公園へのリフト

成相寺仁王門

 開山1300年を記念し、33年ぶりにご本尊がご開帳されているためか、本堂付近は参拝客で賑わっていた。本堂内で、僧侶や参拝者の読経が流れる中、しばし佇みご本尊に合掌。ご本尊は聖観世音菩薩(別名橋立観音)。本堂内納経所上に、左甚五郎作といわれる「真っ向の龍」の彫り物が掲げられている。
 本堂横を抜け、時折通る車の砂ぼこりを避け、汗を拭き拭き山道を15分ほど登ると成相山頂上付近パノラマ展望台に着く。ここから眺める天橋立、若狭湾国定公園は絶景に尽きる。

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成相寺本堂

本堂内

成相寺ご朱印

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真向の龍

一願一言地蔵

五重塔

パノラマ展望台

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成相山パノラマ展望台から望む天橋立、若狭湾国定公園

 帰路、一の宮港付近から「天橋立をゆくみち」を歩き、天橋立駅へ向かった。天橋立はいうまでもなく、日本三景の一で、白砂青松の地として有名である。3キロ余りの砂浜と約5千本の松並木が見事な景色を織りなしている。松林の中の砂利道は散歩やサイクリングを楽しむ人、左手宮津側は海水浴を楽しむ人達で賑わっていた。松林の日陰の中を快調に歩き、約40分ほどで天橋立駅に到着した。

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松林の中の道

夫婦の松

羽衣の松

千貫の松

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蕪村の松

知恵の松

海水浴場

名勝天橋立

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