CT1642のテスト
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カソードコモン型7seg用インターフェースIC、CT1642のケース
- ついでに購入したIC(CT1642とFD650k)のうち、FD650kについては取り合えず稼働させることに成功しましたが、残りのCT1642はArduinoのライブラリを参考にしたテストが上手く行きませんでした。
- データシートに1桁だけ『8』を表示する手順がしめされていますので試すのですが、何も起きません。
- 「?ン」と思って、7segLEDをカソード・コモンに交換したら、1桁だけ点灯しました。
- Aitendoの説明に『アノードコモン』と記されていて、疑うこともなく(当然ですが)試していたので同じ場所を堂々巡りだったようです。
- 何とか数値の表示は出来ましたので、アップして置きます。
- このICの利用は難しそうです。
テスト動作中の7セグLED
<使用部品について:>
- ◎PIC:12F683
- ◎4桁7seg:OSL40391-LY カソードコモン型 黄色の発光で2・3桁間のコロンとDPが付いています。 ただ、このLED表示器はコロンのカソード側が独立しているため、Digが4個しかない本ICではコロンは点灯不可です。
- ◎インターフェイスIC:CT1642 DIP16本足の小型のICです。
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<テスト回路について>
- コロンのカソード側が独立しているため、カソード側(Dig)が4個しかないこのICでは点灯することができず、接続はしていません。
- DPも使用しませんので接続していません。
- DATAとCLKにつながるGP4とGP5は内部プルアップしていますが、念のために10kで電源に接続しています。
- 12F683のGP2にLEDを繋いでいますが、PICの動作確認のためです。
<プログラムについて>==>ソース(Hi_tech_c)
- 開発環境は、MPLAB IDE v8.84 です。(HI-TECH C V9.83)
- プログラムの内容は、他と同じ2分のカウントダウン表示です。
- CT1642のデータシート上では、DATA 及び CLK と記されていますが、プログラムはFD650kの物を流用していますので、SDA 及び SCL と表記しています。
- GP4,GP5ともに内部プルアップを使用しています。
- I2cに似ていますが、スレイブ・アドレスはありません。
- 表示位置のアドレスの送信は7ビット→4ビット(上位4ビットのみ)の順番です。
- 表示位置アドレスの送信後6回空送りがあり、その後にデータを送ります。
- データの送信は、0ビット→7ビットの順番です。
- 輝度(明るさ)の調整はありません(探せませんでした)ので、3.3vを供給して消費電流が約30mAになりました。
- 遅延時間を少し変えたら表示がおかしくなったり等動きは不安定です。
- 何かのパラメータ(コマンド?)が不足しているようですが、これ以上のデータ(資料)を見つけられませんでした。
- FD650kもこのCT1642もカソード側の端子が4個しかありませんので、使用した7segLEDのようにコロン用のカソード側端子が独立しているものは利用が難しく思われます。