[八ヶ岳(赤岳)] 平成15年2月21日(金)夜〜23日(日) メンバー.C、山、田、N、梅、福、み
2/22(土)曇り小雪 8:45美濃戸口駐車場−12:40赤岳鉱泉
2/23(日)曇り      7:20赤岳鉱泉−8:05行者小屋8:15−10:05稜線10:15−11:05行者小屋(昼食)11:40−12:05赤岳鉱泉12:30−14:50駐車場

 仕事の都合で、遅れて出発。
2時前に駐車場着、すでにC車と東京からのN車は到着して、テントを張り宴会中。
東京(調布)から八ヶ岳まで2時間との事、うらやましい次第。

 22日は、赤岳鉱泉までと&雪上トレーニングのみなので、ゆっくりと起床し、林道をたんたんと歩く。
 林道入り口にはロープが張ってあるが、それを開けて入り、美濃戸山荘あたりまで車を入れられるようだ。
駐車料は倍だが、1時間弱の短縮になる。

 赤岳鉱泉に着き、お昼を食べて、コタツにはいると気がゆるんでしまう。
気を引き締め直し、トレーニングに出かける。
 行者小屋へ向かう途中の斜面を利用して、滑落停止やザイル確保の練習をするが、ふかふかの雪のため滑らない。
 滑落停止の訓練にならず、また、ザイル確保もザイルを止めるピッケルごと抜けて、これまた訓練にならずで引き上げる。

 赤岳鉱泉の食事は、カレーお代わり自由で、固形燃料の小さい鉄鍋のきりたんぽ鍋が付いていた。
山小屋としては、高ランクだ。

 久し振りの雪道歩きで、体が痛い、足が痛いと、マッサージ大会になる。
F田のヨガ式マッサージ(足裏でふくらはぎ・腿を踏む)で、悲鳴が上がるが、これがけっこう効いて、足が軽くなる。

 翌朝、起床が遅れ予定より遅く出発。
行者小屋で休憩中に雲が晴れ、硫黄岳から阿弥陀岳まで見渡せ、雪をまとった峻厳とした八ヶ岳が姿を現す。
 しかし、それも少しの間で、雲の中に姿を隠してしまった。

 行者小屋から文三郎尾根を登る。
入山者が多いため、トレースはきっちりと着いており、ラッセルの必要もなく、思ったより楽に登れる。
昨夜のマッサージが効いて、足も軽い。
30度ぐらいの登りでも、アイゼンがしっかり効いているから、不安はない。

 雪山初心者は、経験者からアドバイスを受けながら、緊張しながら登っている。
稜線に出たところで、予定時間になったので、引き返す。
下りは登りよりも慎重に降りる。
 雪の柔らかいところで、昨日出来なかった滑落停止の練習をする。
勢いを付けると1mぐらい停まらないが、皆楽しんでやっている。

 下りは半分の時間で行者小屋に着き、昼食。
赤岳鉱泉まで戻り、デポしていた荷物を詰めて、山を下る。
林道をところどころショートカットして、歩くのにうんざりした頃、駐車場に着く。

 日差しはほとんどなかったものの、降雪・風・ガスもなく、久ぶりに緊張感もあり、それなりに楽しめた山行でした。(山)
 

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