[月山・鳥海山(山形県)] 平成21年5月3(日)、4日(月) メンバー.4名
5/3(日)曇り 10:40月山リフト−11:10リフト上−12:30月山稜線(昼食)−13:30姥沢駐車場
5/4(月)曇り 9:10大平山荘上の駐車スペース−11:10御浜小屋付近(大休憩)−12:00
取り付き

月山登りの混雑

奥のガスの中に月山頂上

 19時40分京都発、月山志津キャンプ場(雪で閉鎖中)の駐車場に翌日5時着。
東京からのN氏はすでに車中で睡眠中。
その横にテントを張り、しばし睡眠補充。

 姥沢駐車場まで移動、リフトに乗るのに長蛇の列に並ぶ。
月山スキー場は4月にならないと営業しない。
雪を求めてスキーヤーが集まるので大混乱だ。

 リフトを降りてシールを貼り、さあ出発。
片斜面のトラバースが続き、左足がだるい。
姥ヶ岳を左に過ぎて、だらだら歩くが高度は上がらない。

 月山への稜線に出て見上げれば頂上はガスの中。
無理をすることもないさと、ここで終了、昼食にする。

 シールを外し、さあ快適に滑り出そうか・・ん?滑らない!
斜度がないのは分かるが、それにしても滑らない。
雪が粘る!ブレーキがかかる!
他の者も同じようだ。

 ごまかしながら下まで滑り、駐車場でスキーの裏を見ると、ねばねばしている。
T氏が一番ひどかった。
どうも木の樹脂が雪の上に付いていたようだ。

 次の目的地の吹浦(ふくら)キャンプ場に移動。
このキャンプ場は素晴らしい!
林の中に自由にテントを張れ、一人1日600円のみ、しかも歩いて温泉に行ける。
一番素晴らしいのは、キャンプ場の川向こうに大きな鳥海山が眺められることだ。

 翌日、鳥海ブルーラインのゲートが開く8時に合わせ出発する。
大平山荘の駐車場に車を置いたが、そこからでは道路を横切って行かなければならない。
車を進めて、取り付き前の駐車場に置いて、シールを貼り、登り始める。

 初めの1時間の登りがきつい。
そこを過ぎるとゆるくなるのでやっと休憩。
それにしても雪原と呼べるぐらい広い。
帰りの滑りが楽しみだ。

 少し登ると鉾立からのルートと交わる。
ルートには赤い旗が並んでいるが、ガスに巻かれたら広いだけに迷うだろう。
この山にはGPSナビが必需品だ。

 御浜小屋(雪で埋もれている)あたりで落ち込んでいるのは鳥海湖(とりのうみ)だろうか?
ここから先はまたまたガスで先が見えない。
七五三掛までは行きたかったが仕方がない。
休憩の後、下ることにした。

 雪の状態は?
うん、最高とは言えないが滑る曲がる。
登りでふうふう言った斜面をご機嫌で滑り下る。
あっという間に、取り付きまで滑り降りた。

 帰りは海の幸を買い、昨日買った東北の山菜をさかなに早くから宴会に突入。
T氏が作ってくれる料理が酒に合う。
気持ちの良いキャンプ場の夜はふける。
(山)

赤旗のある鳥海山登り

キャンプ場より鳥海山を望む

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