[高塚山(南ア)] 平成14年11月17日(日) メンバー.山、み
11/17(日)晴れ 6:30山犬の段−7:00蕎麦粒山7:10−7:40五樽沢のコル7:50−8:20三ツ合山−9:15高塚山9:45−10:20三ツ合山−11:40五樽沢のコル11:50−林道−12:30山犬の段

 16日(土)の昼前11時に京都発。
山犬の段に着いたのは17時、京都より約6時間。
快適そうな避難小屋(トイレあり、飲み水はない)があるが、生徒引率のグループがいたので、飲み助は遠慮して駐車場にテントを張る。

 いつもは前夜発で現地着が夜中の1時・2時なので、あわただしい小宴会だけで寝てしまうが、今日は十分に余裕がある。
 ゆっくりと食事の用意をし、ビール・日本酒、つまみもたっぷり、「鮭のちゃんちゃん焼き」とうまい酒(黒龍の38号)で話は尽きない。
やがて頭の中に酒精の霧がかかり、いつしか眠りにつく。

 翌日5時起床、まだ暗い。
出発の時間には、空も明るくなり日が差してきた。
 気温は0度ぐらいだろうか、道が固い。
蕎麦粒山(そばつぶやま)の登り途中で、雲の中に登りゆく太陽を眺める。
 30分であっけなく蕎麦粒山に着いた。
山頂は広く展望図もあり、観光だけならここで帰るのだろう。
富士山他、遠く近くの山々がかすんでいる。

 ぶな林の明るく広い、整備された歩きやすい道が続く。
五樽沢のコルから三ツ合山まで登り返す。
 三ツ合山で鋸山への道を分ける。
鋸山を経て房小山への道は、高塚山への道の半分ほどしかない。

 300名山の高塚山の頂上は広く、整備されている。
日溜まりに座りこみ、めざしを焼き、ビールで乾杯する。
 北には、雪をかぶった光岳や上河内岳が見える。
ぶな林の明るい晩秋の中、小春日和の柔らかく暖かい時間が過ぎる。

 五樽沢のコルから見る蕎麦粒山はせり上がり、登り返す気力が失せる。
で、林道に下り、山犬の段まで林道をてくてく戻る。


 天気に恵まれた晩秋の日溜まりハイクを、十二分に楽しめた山行でした。(山)
 

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