[立山室堂〜欅平縦走] 平成13年10月4日(木)
〜10月8日(祝)
メンバー.山、健、梅
10/4(木)雨 20:00京都=立山(テント仮眠)
10/5(金)雨のち曇り
  8:45室堂−9:30雷鳥沢−11:30別山乗越−剣山荘−13:30剣沢テント場(テント泊)
10/6(土)快晴
  7:45剣沢−10:35真砂沢−12:25二俣−15:20池ノ平テント場(テント泊)
10/7(日)快晴
  7:25池ノ平−8:20仙人池−10:45仙人温泉11:20−14:10阿曽原テント場(テント泊)
10/8(祝)曇りのち晴れ
  5:45阿曽原−11:15欅平12:05=13:30宇奈月=京都


 立山に、夜中に着いたときは小降り、翌朝は曇り。
立山車両回送サービスにマイカーを預け、ロープウェイ・バスと乗り継いで、室堂に着く前から雨!
雨・ガスの中、立山の紅葉はほとんど見えず、雷鳥坂の中程で雨は上がるが、10m先も見えないガスの中、計画していた剱岳登頂を断念する。
風が強く温度が下がり、夜はあるだけの衣服を着込む。

 翌朝は、見事な霜柱と水たまりには氷が張っていた。
しかし、快晴。
剣沢右岸の道を歩いていたが、途中から雪渓の中を歩く。
周りは赤・黄・緑・赤黄の中間色、コントラストのある、みごとな紅葉だ。
とくに、源次郎尾根あたりが雪渓の白(汚れてはいるが)に映え、素晴らしい。

 二俣からは、汗をかきながら急坂を登る。
池の平のテント場からは小窓が近く、左からは八ツ峰が迫り上がり、圧倒的な迫力だ。
夜は満天の星、ミルキーウェイも見える。

 仙人池に、逆さに写る剣の岩峰や雄山・別山を、飽かず眺める。
仙人温泉では、朝日から唐松までの後立山連峰を眺めながら、露天風呂に入る。
贅沢な気分に浸り、サッパリしたのも束の間、すぐに汗をかく。

 阿曽原温泉に着き、テントを張り、また露天風呂に入りに行く。
下はごうごうと流れる黒部川、仙人温泉ほどには展望は良くない。
風情はあるが、この時期は大人数なので、芋の子を洗うよう。
テントに戻るのに、10分ほど坂を登ると汗をかく。

 最終日、岩をくり抜いた道や、真っ暗なトンネル(水たまりあり)を抜けたりと楽しみながら水平歩道を下り、欅平に到着。
トロッコ列車で宇奈月まで1時間20分、この辺りは紅葉はまだまだだ。

 地鉄パーキングには、マイカーが回送されており、キーを受け取り、着替えを抱えて公営風呂(温泉)に入りに行く。
珍しく、ひとつの山にも登らない山行だったけど、充実した数日だった。(山)
 

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