[針ノ木雪渓(山スキー)] 平成15年4月12日(土)午後〜13日(日) メンバー.山、C、あ、下、朋
4/13(日)晴   6:30扇沢−7:25大沢小屋付近−9:40二股−11:00マヤクボ沢途中−11:55大沢小屋付近(昼食)12:40−12:55扇沢


 当初金曜夜発だったが、天気が悪いので土曜14時発に変更。 
まずは、穂高駅前の「肉のマルト」で宴会用の馬刺し等を購入、その近くの一休庵で夕食を終え、扇沢へ向かう。
 扇沢の無料駐車場にテントを張り、宴会、しかし風邪気味で頭痛&熱っぽいので、もっと飲みたい〜!と横目で見ながら先に横になる。
小雨がテントを打ち、時折風がテントを揺らす。
 翌朝、風邪も治り、雨も上がり晴天の兆し、沢は雪で埋まり、ターミナルのすぐ横から入れた。
大沢小屋までのいくつかの堰堤も難なく越えて、1時間足らずで大沢小屋付近に着く。
 その先から二股までに、右岸からのデブリが数カ所あり、避けながら通過、1カ所だけはスキーを担ぐ。
扇沢まで車で入れるようになった最初の週末でもあり、山スキーヤーや山ボーダーで賑わっている。
 二股からは、針ノ木小屋方面の沢よりマヤクボ沢を登る者の方が多い。
マヤクボ沢の3分の1ほど登ったところで、我がグループは終了とする。
「針ノ木岳」ではなく「針ノ木雪渓」が目的であり、吹き下ろしの風も強く、しばし耐風姿勢を取らされる状態で、「この辺で勘弁してやるか」とシールを外す。
 数グループに抜かれ、遅く登っても一番に滑り降りる、これぞ北嶺会流?
しかし、前日の雨をたっぷり吸い込んだ雪は、曲がらない、停まらない、ブレーキが掛かるの極悪雪!
ボテボテ転けようが、登りのギャラリーの目があろうが気にしてられない、果てはスーパーボーゲンしかない。
 デブリ地帯を抜け、悪雪に疲れて大沢小屋付近まで戻り、やっとゆっくり昼食を取る。
ターミナルまで、斜度のない沢をブレーキでつんのめりそうになりながら、滑り降りる。
時計を見ると13時前!山スキーの早帰着記録かも。
 雪質さえよければ、もっと快適だったろうにと、薬師の湯の露天風呂に浸かり、鹿島槍方面を眺める。
 帰りは、改装された穂高の「井比わさび店」で土産を買い、松本市内のうまいソバ屋とチエックしておいた「野麦」「弁天本店」を探すが、売り切れゴメンで終わっていた。
で、その近くの創業70年という食堂「おきな堂」の昭和初期の雰囲気の中で食事をして、京都へと帰る。(山)
 

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