[雪倉岳・朝日岳]
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平成14年10月11日(金)夜
〜10月14日(祝) |
メンバー.山、梅、朋 |
10/11(金)晴れ 20:00京都=蓮華温泉駐車場(テント仮眠)
10/12(土)晴れ
7:15蓮華温泉−9:20天狗の庭9:45−11:25白馬大池(テント泊)
10/13(日)晴れ
5:55白馬大池−7:55小蓮華山−8:45三国境−11:10雪倉岳11:45−15:35朝日平(テント泊)
10/14(祝)曇り後晴れ
6:20朝日平−7:20朝日岳−7:50千代の吹上−11:00上部橋(昼食)11:40−14:20蓮華温泉=京都 |
蓮華温泉に着いたのが午前2時頃、舗装の駐車場にテントを張り、ビールを少し飲んで仮眠。
今日の行程は、蓮華温泉から白馬大池まで、コースタイムも3時間少々。
休憩もたっぷり入れて、ゆっくりと登る。
紅葉がきれいだね−と話していると、夫婦連れのおじさんが「先週が最高だった」とボソッと言う。
聞かなきゃ良かったと、気を取り直し登っていく。
昼前には、白馬大池に着きテントを張り、ビールを飲んでまず昼寝。
白馬大池は、本当に良いところです。
ボサ−と池を眺め、明日からのハードスケジュールのための鋭気を養う。
テント山行の重いザックを揺すり上げ、まずは小蓮華山へとゆっくりと登る。
少し下って三国境、人が多いのもここまで、朝日岳へのルートはさすがに登山者が少ない。
雪倉岳の避難小屋を過ぎ、雪倉岳山頂へ。
ここで、あらかじめカシミールで作成した、雪倉岳からの展望図と合わせてみる。
東西南北の山々が完全に同定出来る。
たぶん・・、きっと・・、などと言わなくても分かるのはすごい!
天気も良いので、日本海から頸城山塊の山々、後立山、立山からの北方稜線がハッキリと分かる。
展望を楽しんで、朝日岳に向かう。
ここからが長い!、赤男山をトラバースして朝日岳の山頂への道と朝日平(小屋)への道の分岐を過ぎてしばらくして、いきなり体の燃料切れを起こしてしまった。
人には、途中で行動食を取りバテないように、と言いながら、自分がシャリバテを起こすとは・・
こうなっては、栄養補給もすぐには利かず、ペースの落ちた体をだましながら、やっと朝日平に着き、テントを設営し、しばし休息。(猿程度の反省)
午前2時頃、テントを打つ雨の音で目が覚める。
止んでくれ〜、と祈りながら寝続ける。
祈りが通じたのか、出発前には雨が上がる。
しかし、一面のガスで真っ白!
ガスの中を登って、朝日岳山頂へ。
せっかく、朝日岳からの展望図も用意したのに、白い景色では仕方なく、白い記念写真を撮り、長い下りに入る。
千代の吹上から五輪尾根へは、滑りやすいぬかるみが続き、木道も続く。
それぞれ最低1回は転ぶ。
上部の紅葉はすっかり終わっているが、中間部以下では、ところどころきれいな紅葉が残っている。
なが〜い五輪尾根を降りきり、瀬戸川の鉄橋を渡ると、今度は蓮華温泉まで登りが待っている。
キツイ登りではないが、登り返して登山口というのはどうも精神的に疲れる。
兵馬ノ平まで来ると観光客の姿も見え、やっと帰ってきたと思える。
蓮華温泉で汗を流し、けっこうハードだった山行を振り返える。(山)
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