[越百山〜空木岳(中央アルプス南部)] 平成25年8月16日〜18日 メンバー.4名
8/16 7:00ゲートー8:00越百山登山口ー13:20越百小屋ー14:50越百山ー17:00仙涯嶺ー19:00南駒ヶ岳ー20:40摺鉢窪避難小屋
8/17 7:30摺鉢窪避難小屋ー10:20空木岳ー12:10木曽殿山荘ー16:10吊り橋ー17:40うさぎ平ー伊奈川本谷避難小屋
8/18 7:20伊奈川本谷避難小屋ー8:40ゲート
それはないでしょ! 越百山山上
南駒ヶ岳山頂 擂鉢窪避難小屋
 今回は避難小屋泊まりなので、テント以外の装備を入れたザックは結構重い。
ゲートからすぐに右に折れて林道を歩く。
登山口からは結構な登りだが、樹林が日差しを和らげてくれる。
昼過ぎに赤く塗装された越百小屋に着き、今日はこの避難小屋までと気楽に構えていた。

 しかし!、小屋で聞くと避難小屋は小屋に泊った者が使うから、使用できないと冷たく言われる。
それなら、素泊まりで小屋に泊れないかと聞くと、完全予約制だからダメと冷たい。
ネットで調べた時には、避難小屋が使えないなんて書いてなかった!
(調査不足の感はあるが・・・)

 摺鉢窪避難小屋まで行くことにして、ペットボトルの水(500ml300円)を8本買って、先に進む。
越百で泊れないことが分かっていれば、もっと早く出発したのにと悔やんでも後の祭り。
2キロも重量が増えたザックで歩くが、自分のペースが落ちて皆の足を引っ張る。

 コースタイムを大幅にオーバーして、仙涯嶺の岩を息絶え絶えに超えて、南駒ヶ岳に辿り着いた時には、暗くなっていた。
その頂上でテントを張るという3人連れがいたのには驚いた。
摺鉢窪避難小屋に着いた時は、先着者は就寝前なので、外で食事をして、出来るだけ静かにシュラフに入る。
がっくりと疲れた1日だった。
明日は、空木岳を抜けて木曽殿山荘から尾根を降りよう。

 我々以外は、3時頃からほとんどの者が起きている。
トイレに外に出ると、満天の星に天の川が流れていた。
次に起きた時は、残っていたのは我々4人だけだった。

 昨夜は暗くて分からなかったが、小屋の周りは素晴らしいお花畑だった。
この時期に、ほとんどの高山植物が見られるなんて、何ていい所なんだろう。
朝食を済ませ、稜線まで登り返し、空木岳に登る。
今日も足が重く、迷惑をかけそうだ。

 空木岳でゆっくりして、木曽殿山荘側へ下る。
この下りが思ったより距離があり、岩場下りで時間がかかった。
山荘の先の水場で、冷水で締めたソーメンは誠に美味しかった。

 ここからの下りがまたまた長く、どこかで見たような景色・登山道が延々と続く。
降り切って林道に出るが、避難小屋でもう1泊することにし、ゆっくりと夕食を作って休む。
小屋内で食事中に雨が通り抜けたようで、歩いてたら濡れていたかもしれない。

 翌日、小屋から駐車場までは1時間半弱で着き、後は温泉、そば、観光と、ゆっくりと京都に帰る。
(山)
擂鉢窪 空木岳山頂

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