[モッチョム岳(屋久島)] | 平成25年9月14日 | メンバー.4名 | |
9/14(晴れ) 8:10登山口−9:30万代杉−10:15モッチョム太郎−11:00展望台−11:45頂上12:15−13:05展望台−13:50モッチョム太郎− 14:25万代杉−15:30登山口 | |||
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万代杉 | 木の根の急坂 | ||
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展望台からの頂上 | 頂上にて | ||
深い杉の海に岩峰が屹立する。 海沿いの車道から、その山は垂直の滑らかな岩肌を陽に煌めかせている。 何時か・・登ってみたい山が、3度目の屋久島で登る機会を得た。 千尋の滝の駐車場奥から登り始める。 距離の割に高低差があり、急登が続く。 初めから急登、少し登っても急登、いつまでも急登、それなら中高年パーティーはゆっくり行こう。 休み休み登っていくと、宙と地球のつっぱり棒「万代杉」が視界を遮る。 カメラにも、人の尺度にも収まらない。 百年単位の時間が悠久の森を育み、圧倒する自然が人を癒す。 モッチョム太郎(杉)を右に見て、さらに進むと展望台、いきなり視界が開け、海岸線が、海が、森が、モッチョム岳が現れる。 ここは頂上よりも高く、頂上への尾根は下って登る。 頂上直下の垂直に近い一枚岩に、太めのザイルが下がり、腕力でよじ登る。 畳2畳ぐらいの岩の頂は空の内、体が宙に浮かぶ。 なんという解放感、達成感が心地よい。 足元の深い太古の森を海岸線が海と隔て、青い海は水平線で空と混じり、空は風に雲を載せる。 登りがきついと、下りもきつい。 展望台、モッチョム太郎、万代杉と辿り、千尋の滝を左下に見て、登山口にようやくたどり着く。 「モッチョム」岳とは、現地の言葉で「陰陽」山のことだと、京都に帰ってから知った。 (山) |
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下りもビビる | 海岸よりのモッチョム岳 |