[韓国岳(宮崎県)] 平成16年11月6日(土) メンバー.2名
11/6(土)晴れ 14:20駐車場登山口−16:00韓国岳山頂−16:50大浪池分岐−17:45国道−17:50駐車場

韓国岳火口

新燃岳(手前)と高千穂峰


 開聞岳から移動して、えびの高原に着いたのが14時。
鹿がうろうろしているキャンプ場に、急いでテントを設営する。
駐車場に車を入れ、登り始める。

 時間が遅いので、下山者に心配される。
海外からのツアー客の韓国語の会話を耳にしながら、間を縫って舗装された道を行く。
観光客とは噴煙スポットで別れ、火山礫の道をせっせと登る。

 1時間ほどで火口の縁に出て、のぞき込むと吸い込まれそうだ。
火口の縁をぐるっと回り、火口縁で一番高いところが韓国岳最高点だ。
 南西方向に大浪池、南東方向に新燃岳、その向こうに高千穂峰を望む。
時間に余裕がある時に、縦走したいものだ。

 同じ道を帰るのも面白くないので、大浪池の方向に下る。
急坂の木道をぐんぐん下がると、大浪池を経て国道に出るコースと、えびの高原方向に出るコースに別れる。
 大浪池を見るには、池の縁まで登らなければならず、大浪池は諦める。

 振り返ると、韓国岳が端正な姿を見せている。
韓国岳は、駐車場から見るよりも、こちらからの方がずっと見栄えがいい。
 この道は九州自然歩道になっているようで、気持ちのいい黄葉の中を歩く。
国道に出たのは暗くなる手前で、日没ギリギリだった。

 駐車場に戻り、今夜のオデン用に和カラシを忘れたので、車を飛ばして買いに走る。
えびの高原まで戻り、市営露天風呂へ直行する。
 暗くなっていたので、管理人さんが懐中電灯を貸してくれる。
暗くて、洗面設備も見あたらないし、湯につかるだけにする。
 湯の色は青みがかった白色らしいが、暗くて残念ながらそれも確認できなかった。

 ぬる目のお湯なので、ゆっくりと入ったが、この後、一時治っていた風邪をぶり返してしまった。
 明日も早いので、早々に就寝するが、鹿の鳴き声が静寂を裂いて響き、うるさいぐらいだった。
(山)

韓 国 岳

えびの市営露天風呂

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