[鋸岳(海谷山塊)] 平成21年6月27(土) メンバー.7名
7:00登山口−8:40峠−10:05鋸岳−11:15峠(昼食)12:10−14:00登山口 
   

右のこぶが鋸岳山頂

ぶな林

 雨飾山荘までの道は小谷側と比べて「道はこれで合っているのか?」と言うぐらい狭く長い。
昨夜の内に第1駐車場にテントを張り小宴会。
その第1駐車場の川向こうの斜面が登山口だが、標識もない。
ネットで確認していなければ無駄な捜索をしていたことだろう。

 川を渡り護岸を登って、斜面の踏み後を登る。
5分ぐらいで、元の登山道と思われる道に出る。
川の上流からの道は廃道然としている。

 水平道から斜めに上がる所に鋸岳登山口の道標が意味なく転がっている。
細いブナの木が多く良い感じだ。
秋の黄葉の時は樹下が黄色に染まることだろう。

 峠(雨飾との分岐)まで広い場所もなく、ただ高度を上げていく。
ここまででギンリョウソウがやたらに目に付く。
道も少し歩きやすくなるが、山頂が近くなると急坂になり、おまけに滑りやすい。
くさり・ロープが現れるとけっこうな岩登りになる。

 登り切って駒ヶ岳からの道を左に見て、右に少し行けばあっけなく鋸岳の山頂だ。
下から見て右側のこぶの部分だ。
狭い山頂には三等三角点と鋸岳のプレートがある。
少し居ただけで、山頂を後にして、峠まで戻り昼食とする。

 山菜の多い山だが、時期が遅かったか、アサツキもウドもトウが立っていた。
それでも、ねまがりたけや山菜を少し山から分けてもらう。
今夜の泊まりの雨飾山荘に入り、温泉に浸かり、庭でねまがりだけを焼き、ウドをスライスし、アサツキの球根に味噌を付けて食べる。
山菜の肴でビールが旨い。

 鋸岳はコースタイムは短いが、岩場での緊張や山菜やらで楽しめる山だった。
(山)
 

頂上直下のクサリ場

降りてきたら登山口の道標が・・

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