[京都一週トレールその3] 平成18年6月11日(日) メンバー.10名
6/11(日)曇り後晴れ 9:30八瀬ロープウェイ山頂駅−11:30横高山(昼食)12:00−15:15静原
   

 9時に八瀬ロープウェイ駅前に10名が集まりました。
山頂駅を出発して、昔は皆ここでスキーの練習をしたものだと言う話を背中で聞きながら、今はもう使われていないスキー場を抜け、次第にその色を濃くしていく木々の葉越しに京都の街を眺めます。

 延暦寺境内に入ると、釈迦堂では修学旅行生に説法が行われていました。
歩いて延暦寺の結界を越える時に空気が凛と張りつめるのをいつも感じます。
しかし、ものの1分で聖域が分からなくなるのが凡人の所以でしょうか?

 ドライブウェイと平行して尾根道を北へと歩くと、玉体杉のある遙拝所に着きます。
しばし休憩しながら京都方面を眺めます。
 ここは、千日回峰の阿闍梨が玉座に座り、御所に向かって祈る場所です。
でも、今日は大きなお尻の下敷きになっています。

 さらに進むと、一気登りの横高山です。
ここで日頃のトレーニングの差が出ます。
登り切ったら休憩になるので、ついでに早目の昼食とします。

 一旦下って、水井山への急な登りです。
下りきっていないのか、昼食後でパワーがあるのか、横高山よりは楽な気がします。
水井山は横高山よりほんの少し高く、三角点があります。

 ドライブウェイと別れ、さらに北へ歩くと迎木峠に着きます。
ここで大尾山への道と分かれ、急な細い道を滑らないよう力を入れて下ります。
しばらく歩くと斜度は落ちますが、結構長い下りなので膝が弱い者は要注意です。

 大原の戸寺バス停の横に出て、コンビニでトイレ及び休憩の後、高野川を渡り金比羅山の神社の下を通って、江文峠に向かいます。
江文峠の金比羅奥宮の参拝口鳥居前で休憩後、静原まで歩き、京都バスの折り返し場所で今回のトレールの終了としました。
 ここから薬王坂を越えて鞍馬までの予定でしたが、今回はここまでです。
時間的には鞍馬まで行けたかも知れませんが、膝が痛くなった者もあり、楽しくがモットーのトレールなので無理はしません。

 静原〜鞍馬は個人で行ってもらう事にして、次回は予定通り二の瀬から始めます。
知っているはずの道も忘れている事が多く、特にしんどかったことは忘れているようです。
きっと、良かった事だけを覚えているから、山に登れるんでしょう。(^^)
(山)
   

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