[京都一週トレールその2] 平成18年5月28日(日) メンバー.8名
5/28(日)曇り時々晴れ 8:40三条蹴上−大文字山−16:00比叡山ロープウェイ山頂駅
   

ここから出発

インクライン

 一人が寝過ごし(だーれだ?)たので、8人でウェスティン都ホテル前を出発。
インクラインから日向神社の前を通り、高度を上げていくと山科の町が一望できる。
山科団地の南を、新幹線が鉄道模型のように京都方面に走り去る。

 北に向かって登山道が尾根より少し東なので、京都の町並みは林の向こうで見えない。
右は林が遠く広がり、市内のすぐ縁を歩いているとは思えない。
 あの声はホトトギス、ウグイスが上手に鳴いている、あの鳥はたぶん・・、とOさんが(たぶん付きで)詳しい。

 大文字山三角点はコースに入っていないが、せっかくだからと寄ってみる。
以前に来た時より眼前の樹が払われ、山科の一部と京都市内が見渡せる。
 本来はコースに戻り、西に谷を下り市内に出て、哲学の道を歩いて銀閣寺に至るのだが、相談の結果そのまま大文字火床に向かう事にする。

 火床から京都をしばらく眺め、銀閣寺へと下る。
観光客の群れの中にザックを背負った我々は少々場違いだ。
 バブテスト病院の南から谷筋に入り、すぐの小さな神社で昼食とする。
既にお昼を回っていたので、待ちかねてのビールを開け、境内でワイワイと楽しくランチタイムを過ごす。

 瓜生山を巻いて比叡山をフウフウ登ると、アルコールも汗とともに抜ける。
石の鳥居から左に一旦下り、流れを3つ越えて登り返すと、きらら坂の水飲み対陣跡に出る。
 実は、ここから山頂駅までが今回のコースで一番キツイ登りになるが、自信がないと言っていた人も元気に登っている。

 標識番号をあと幾つと数えながら進むと、突然電車が目の前に現れる。
やっと今回のゴールの山頂駅に着き、ロープウェイで八瀬駅に下り、叡電に乗って出町柳へ。

 今回は距離も長く、最後が比叡山への登りだったので、京都一週トレールで一番きつかったかも。
 そして、三条から八瀬まで市内を歩けと言われても絶対歩けないのに、山の中なら歩き通せるのが不思議だった。
(山)
   

大文字の書き始めの火床

にぎやかな昼食

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