[岩篭山(福井県)] 平成16年10月3日(日) メンバー.5名
10/3(日)曇り 9:40登山口−11:35稜線分岐−12:00岩篭山12:10−12:20インディアン平原3:20−15:25登山口

沢の渡渉

岩篭山三角点


 滋賀県在住の者とJR新疋田駅で待ち合わせ、岩篭山登山口に向かう。
8号線市橋の手前に左に入る道があり、岩篭山登山口の看板がある。
 JRの高架下をくぐり、山に向かって走ると、10台ぐらい駐車出来そうな簡易トイレ付きの駐車場がある。

 林道を進むと少しで、右に登山道に入り、ほどなく左下に渓流を見下ろす。
やがて、登山道は沢と同じ高さになり、何度も渡渉を繰り返す。
昨日の雨の影響か、水かさが多いような気がする。
 堰堤もあるものの、自然の滝も多く、なかなかの美渓だ。
ほとんどが岩伝いの渡渉なので、緊張感が楽しい。

 大きな岩のところで、休憩中に見上げると、アケビの実がいくつもぶら下がっている。
早速、水流をまたぎ、枝を引っ張り収穫する。
いくつか取ったので、皆で分ける。
 しばらくは、家の玄関先の飾りになりそうだ。

 やがて水流も細くなり、そろそろ源頭部?あたりで、道は右の斜面を上がり、右から左に大きく曲がって最後の急坂を登れば稜線の分岐で、右に行けば夕暮山、左が岩篭山方面だ。
 稜線のやや北側に付けられた道を2回アップダウンを繰り返せば、岩篭山への分岐になるが、標識はないので注意。

 分岐から3分で岩篭山の山頂に着き、一等三角点がある。
昼食は、インディアン平原と決めていたので、写真を撮り、小休止後山頂を下り、インディアン平原の笹原に突入する。
 笹原も、鞍部では肩までの高さになり、完全にガスっていたら、道を見失うかも知れない。

 インディアン平原は、笹原の中に花崗岩の巨岩が数カ所ごとに固まって屹立し、不思議な風景を醸している。
 山頂付近では北から流れてきたガスで薄くぼやけ、幻想的な感さえある。
巨岩の傍に昼食にピッタリの草地があり、ビールを出して、小宴会の開始である。
 その間に、ガスも薄くなる時があり、ほんの一瞬だが日本海が見えた。

 海も見たし、満足して下山にかかる。
南には琵琶湖も見え、完全に晴れていれば、素晴らしい展望だろう。
 稜線の分岐の手前に、谷を下っている道があり、ショートカットで真っ直ぐ下る。
登りで右の斜面に取り付く手前に降りてくる。
 登りでは、ロープで進入させないようにしているが、下り専用だろうか?

 下りの沢の渡渉も、慣れだろうか登りよりも軽快だ。
1日中曇り空だったが、インディアン平原でカンカン照りよりはマシだろうし、雨に遭わなかっただけでも、良しである。
 帰りに、マキノスキー場内の更紗の湯(600円)に入って汗を流す。
(山)

インディアン平原

アケビの実

前のページに戻る