[若狭・今古川(沢登り)] 平成15年7月27日(日) メンバー.C、田、H、山、福
7/27(日)曇りたまに晴れ、のち晴   7:25林道ゲート−8:15入渓点8:30−13:15雲谷山13:40−15:45三方石観音−16:20出発地点

 土曜日の夜、京都を発った時は晴れ、若狭に近づくにつれ、雨が降り出す。
林道には、ゲートがしてあるのでその前に車を止め、奥にテントを張る。
寝ている間も、雨がテントを打つ。

 翌朝、雨は何とか上がっているが湿度が高く、ムッとしている。
とりあえず、沢登りの用意をして林道を歩き出す。
30分ぐらいで林道は終わり、ダムに着く。

 右の道から上がり、ずっと奥まで歩き、やっと入渓点に出る。
この間で、既に汗が流れている。

 天気も悪いし、初めあまり乗り気でなかった沢登りも、歩き出すと楽しくなる。
小さい滝が連続していて、ザイルを出さなければヤバイという箇所もなく、初級者向きの沢として楽しめる。

 特に良かったのは、左右に流れが掛かった滝の真ん中を登り、上部で左の滝裏をくぐるルートで、ずぶ濡れになったが実に面白かった。
雨で水量が増えていたので、少なければ登れるのにと、残念な滝もあった。

 ナメ、滝越え、高巻きと楽しみ、ガイド通りに進んで、奥の二股で昼食にする。
その後は、薮こぎとなり、踏み跡を上へとたどっていく。
 しかし、この薮こぎが大変で、サルトリイバラとの格闘となり、擦り傷だらけとなる。
林道に出て、少し迷うが上へ上へと薮こぎを続けると、やがて登山道に出る。

 登山道に出るまでに、主稜線と平行して尾根があるので間違わないように注意が必要です。
雲谷山の山頂より少し北に出たので、南に進み山頂で休憩する。
ガイドでは、山頂は展望はないと書いてあったが、木が切り開かれ、三方湖が一望できた。

 帰りは標識に従って、三方石観音に下る。
しっかりした登山道が続き、時折日本海が遠望できる。
 登ってくる間も、ナツツバキの花が多かったが、石観音へ下るコースもナツツバキの白い花が満開で、こんなにナツツバキ(沙羅)の木が多いところは初めてだ。

 第3展望台、第2展望台、第1展望台と続き、やがて石観音の境内に着く。
ここから、梅雨が明けたばかりのムッと暑い国道を歩いて出発点に戻るまでが、一番イヤだった。
 瓜割りの湯で汗を流し、その横のレストランで食事をして、京都へと帰る。

 この先、今古川に沢登りに行かれる方は、ゲート前に車を止めないようにして下さい。
日曜だし、ゲートを開けることもないだろうと車を置いていくと、車に悪さをされるかも知れないので、注意が必要です。
(山)

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