[赤坂山(滋賀県)] 平成18年2月12日(日) メンバー.5名
2/12(日)曇り雪 9:50マキノスキー場登山口−11:05ブナの木平休憩舎−12:40赤坂山−(昼食)−14:25休憩舎−15:30スキー場登山口
   

赤坂山への登り

雪に埋もれた休憩舎

 7時半、烏丸御池出発、八瀬を抜け「途中」から湖西道路に出て、マキノスキー場に向かう。
 朝の天気チェックでは滋賀北部は曇り・・のはずが、雪がちらついている。
ファミリーで賑わうスキー場からスノーシュー・ワカンを付けて歩き出す。

 雪はサラサラと降り続いているが、風も弱く登りになれば汗ばむほどだ。
例年より雪が多く、スノーシューの感覚を確認しながら登る。

 今回初使用の「エキスパートの21th黒竜」はジュラルミン製の登山タイプで、サイド・前後ともにアイゼン様のブレードが出て、簡易ヒールリフターが付いている。
 黒竜のインプレッションは、雪原や堅めの雪面では雪を捉えて歩きやすいが、柔らかい雪の登りではブレードが効かず、平らな底面のために滑りやすい欠点があった。
 欠点をカバーするためには、雪面を押しつけてブレードを効かす必要がある。

 その点、ワカンは欠点も多いが、どんな場面でも「そこそこ」行けるのがいい。
スノーシュー・ワカンともに欠点はあるものの、ツボ足で歩く事を考えたら、雪山を楽しめ、疲れも雲泥の差だ。

 Kさんを先頭に、いいペースで登ってきたが、粟柄越から頂上への無木立の稜線は暴力的な風と雪つぶての地獄が待っていた。
 目出し帽を被れば良かったと後悔も後の祭り、顔の左側が痛く、皮膚感覚が痺れていく。

 目の前の頂上が遠い・・。
立ち止まり立ち止まり、やっと着いた頂上は立っているのもやっとで、写真撮影をしてさっさと撤退する。

 樹林帯に入ると、ウソのように風も弱まり、地獄と天国の差だ。
滋賀の低山で、厳冬期の雪山の厳しさを体感できたと喜ぶのが北嶺会流・・?
 風が弱い場所まで下り、用意してきた豚汁やおでん、熱燗で暖かい昼食を取る。
体も温まり極楽極楽。

 休憩舎で少し休憩し、ガシガシと雪を踏み、ある者は尻セードをし、楽しく登山口まで下る。
さらさの湯は一杯だったので、近くの白谷温泉に入って京都へと帰る。
(山)
   

ここから暴風雪

飛ばされそうな山頂

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