[大雪山・十勝岳・トムラウシ] 平成14年9月5日(木)
〜9月9日(月)
メンバー.山、健、梅、み
9/5(木)晴れ
   京都=伊丹空港=新千歳空港=旭川キャンプ場(テント泊)
9/6(金)曇り一時雨、夜は雨
   6:55ロープウェイ姿見駅−7:10姿見の池−8:35旭岳8:40−10:10姿見駅=十勝岳・白金キャンプ場(テント泊)
9/7(土)曇り
   6:55望岳台−8:55昭和噴火口−10:00十勝岳10:35−12:20避難小屋−13:15望岳台=トムラウシキャンプ場(テント泊)
9/8(日)晴れ一時曇り
   4:15短縮登山口−5:30カムイ天上(朝食)−8:00前トム平−9:50トウラウシ10:30−11:50前トム平−14:05カムイ天上−15:05登山口=十勝ダムキャンプ場(テント泊)
9/9(月)晴れ
   キャンプ場=夕張市=新千歳空港=伊丹空港=京都


 伊丹空港より出発、千歳空港着が昼前。
ジャパレンで車両(予約済み)を借り、高速道を旭川へ向かう。
車両は、レガシーTWで4人で荷物を載せ、ちょうど良い大きさだった。
 旭川市内の秀岳荘でボンベを購入し、近くのスーパーで食料&ビールを購入。
キャンプ場は、季節はずれで人も少なかった。

 朝日岳ロープウェイで、一気に姿見駅まで上がる。
姿見の池を過ぎた辺りからガスが出てきて、山頂に近づくにつれ風も強くなり、肌寒くなる。
 朝日岳山頂は全くのガスと風の中、展望もなく寒いので早々に下山する。
ザックを見ると、霧が白く凍っていた。
姿見の池まで降りたときに雨が降り出す。
朝日岳は、ただ登っただけになってしまったが、次に期待して、十勝岳に向かう。

 車を望岳台の駐車場に置き、十勝岳に向かって出発。
雨は降ってないものの、山頂はガスがかかり、姿が見えない。
十勝岳は、火山の山そのもので、避難小屋より上は、岩がゴロゴロし、緑が少ない。
 昭和噴火口のそばでキタキツネを見る。
けっこう太った体で、のっそりと下っていった。

 山頂はガスでほとんど展望なし、ビールで乾杯し記念写真を撮り、下山する。
避難小屋辺りで廻りを見ると、溶岩が流れて停まり、そのまま冷えて固まった状態が分かる。
 車に戻り、富良野で昼食を食べる。
ガソリンスタンドで教えてもらった店で、ジャガイモコロッケを食べる。
ラジオで美味しいコロッケ屋さんの話をしていたので、無性に食べたくなったのだが、結構美味しかった。(^^)
トムラウシへ向かう途中の店でトウモロコシを買い、ほおばりながら運転をする。

 トムラウシのコースタイムは11時間!
まだ暗いうちに歩き出す。
途中で日の出を眺め、カムイ天上で昨夜作ったおむすびを食べる。
 むかるみ道が続き、歩きづらい。
岩がゴロゴロしている場所で、ナキウサギが登山道を横切った。
耳を澄ませば、ナキウサギの声があちこちで聞こえる。

 最後の登りの前に庭園と呼べる、きれいな場所がある。
登り切った山頂は、今日はガスもなくそこそこの展望があった。
今日は天気もいいので、ビールを飲み、コーヒーを涌かし、ゆっくりとくつろぐ。
 帰りのがれ場で、今度はシマリスを見る。
しばらく観察していると、ナキウサギが岩の隙間から顔を出したり、ササッと移動しているのが見える。
 トムラウシのキャンプ場は陰気くさかったので、十勝ダムのキャンプ場まで移動する。
管理人も居なかったので、けっきょく無料で利用させてもらった。

 最終日、早い目に空港へと向かう。
途中、夕張市で、「幸せの黄色いハンカチ」のロケセットがあると言うので、今回唯一の観光をする。
 北海道は広く、道路もまっすぐだし、走っていても気持ちがいい。
来年は、道東の山に行きたいねと、鬼を笑わせて北海道を後にする。(山)
 

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