[芦別岳] 平成16年9月6日(月) メンバー.山、鈴、梅、金
9/6(月)曇り
 7:15登山口−8:35見晴台−9:20鴬谷−10:15半面山−11:15芦別岳12:55−13:55半面山−14:40鴬谷−15:10見晴台−16:25
登山口

倒木を越える

熊沼湿原


 テントをたたみ、車で貯水池まで少し移動して、登り始める。
芦別岳は200名山なのに、100名山の羊蹄山と比べ、整備があまりされていない感がある。
 旧道は入口にロープが張ってあり、荒れているようなので、新道を選んだが、登り初めはササが道を隠すように生え、ササが終わると倒木が何度も道をふさぎ、迂回・倒木越えの連続だ。

 月曜日で曇りのためか人には会わず、会ったのは身体不調で途中から引き返してきた中年の男性一人だけだった。
北海道のマッターホルンのフレーズで選んだ山だが、何か不遇である。

 登る途中からも木の間越しに峻険な尾根が見え、なかなかのものだ。
樹林帯を抜けると、頂上までの斜面が紅葉し、景色が変わる。
熊沼湿原を過ぎ、最後は岩稜となる。

 登り切ると素晴らしい展望の頂上があり、北に西富良野岳、南に夕張岳、東に十勝連峰が見える。
 ゆっくりと時間をかけ、それぞれが持ち寄りの物で宴会をする。
その間も誰も登ってこず、貸切りの山頂であった。

 下り始めると、雨がぱらつきはじめたが、樹林帯に入った後なので、レインウェアも着ずそのまま下る。
 下りきるまで雨も本降りとはならなかったので、ほとんど濡れずに下山できた。

 中富良野に移動して、ここも無料のキャンプ場にテントを張る。
この時まで、台風18号が上陸して北海道に向かっているとは知らず、気楽にしていたのだった。

 翌日は、脳天気に彩香の里で花を見て、北の国からのロケ地で五郎さんの家を見て、千歳に戻った。
 17時25分発の伊丹行きANA便だったが、伊丹が強風のため欠航となり、1日遅れて帰ることとなった。(山)

芦 別 岳

山  頂

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