[銀杏峯・山スキー] 平成16年3月17日(水) メンバー.山、田
3/17(水)曇り
 5:50志目木林道入口−(林道)−6:50尾根取付−8:15997P−10:301380m地点−(志目木谷滑降)−(昼食)−12:05堰堤・林道−12:40林道入口

志目木林道入口

ガスで見えず


 16日夜から、Tくんと手軽で人気のある銀杏峯に出かける。
いこいの森駐車場で車中泊、翌朝早めに出発する。
道路からすぐにシールで林道を進み、林道の分岐を左へ入り、適当なところから尾根に取り付く。

 先を行くTくんは、新品のスキー板と新品のシールで、調子よく高度を稼いでいく。
技術かシールの差か、同じ箇所で後ずさりをしてしまう。
ちょっと、悔しい。

 気温も高く、雪が腐らないか心配しながら、尾根を真っ直ぐに登る。
1250mの台地手前ぐらいから、ガスが出始め、風も強くなる。
遮るものもない台地状の稜線に出た時、視界は5〜10m、風は雪を巻き上げ左から体当たりする。

 普通は焦るシーンだが、どっこい今回はGPSナビがある。
カシミールからダウンロードしたルートデータが入っている。
次のポイントへの方向と距離が表示され、矢印通りに進めば、迷うことなく台地を抜けられた。
GPSナビ、あんたはエライ!

 しかし、風は更に激しくなり、ストックで支えなければ立っていられない。
声が風に持って行かれる。
ピークまで約500m地点で諦めて、谷を下ることにする。
シールを外したくても、風に奪われそうで、シールのまま横滑りで谷に入り、風の当たらない場所で、滑降の準備をする。

 上部斜度は約40度強、斜滑降から慎重に滑り出す。
頼みもしないのに後ろから押す風に、余計なお世話と言いたい。
クラストしていなかったので、思い切って滑り出す。
初めは、足が疲れるぐらい慎重に滑り、斜度が落ちてきて、やっと滑りが楽しめる。

 850mぐらいに誰かが作った雪穴があったので、入り込み、ゆっくりと休憩をとる。
滑り出してすぐに水流が出てきたので、右岸をしばらく進み、堰堤の手前で川を渡渉し対岸の林道に出る。

 小石を踏まないように林道を滑り、朝の分岐を過ぎ、帰りはあっと言う間だった。
大野と勝山の間に出来た、日帰り温泉「あっ宝んど」に入り帰る。
(山)

デ ブ リ

休 憩 中

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