虹ヶ滝と雪彦山

◆【山行日時】 2006年12月2日  晴れのち曇り、にわか雨
◆【コース・タイム】
大曲・登山口=10分=虹ヶ滝=35分=稜線=10分=鉾立山

=15分=雪彦山・三角点=20分=大天井岳=30分=虹ヶ滝=10分=登山口
◆【正味歩行時間】 2時間10分
パタゴニア


◆【画像とコメント】
虹ヶ滝を撮ったあと雪彦山を歩くため、賀野神社付近から岩峰群を眺めたあと、もう少し上方の大曲登山口を歩き出した。
賀野神社付近から見る岩峰群 地蔵岳
賀野神社付近から見る岩峰群 地蔵岳
植林を抜け岩峰を見上げながら歩くようになると虹ヶ滝の沢と出合う。

夏前に見た虹ヶ滝はかなりの水量の滝で流れ落ち、その名のとおり状況さえ整えば虹も架りそうなほどの水しぶきをあげていたが、さすがにこの時期ともなれば水量も少なく、虹ヶ滝とは名ばかりといえる姿となっていた。

それでも静寂のなかの白い水の流れと黒々とした岩肌、落葉とのコントラストはこの時期ならではのものだった。
虹ヶ滝 落ち葉
虹ヶ滝 落ち葉
虹ヶ滝をあとにしたら上流への登山路を歩く。

すぐ上部にあるはずの段丘状のナメ滝は残念ながら水量の少なさに岩肌をあらわにしていた。

二度、倒木帯を抜けると沢音は聞こえなくなり、そこを離れ植林帯を少し急登すると稜線に出る。

峰山への分岐を過ぎると展望所がある。鉾立山はすぐそこ。
倒木帯(上部) 鉾立山
上部の倒木帯 鉾立山
鉾立山では北部の眺望が利くが、見通しが悪く遠望は出来ない。それでも峰山高原方面の暁晴山や夜鷹山は望めた。
鉾立山西の鞍部より西望 雪彦山・三角点
鉾立山西の鞍部より西望 雪彦山・三角点
鞍部まで下ったら歩きやすい道が続く。

この頃から雲行きが怪しくなってきたので三角点は素通りし先を急ぐ。元来、展望は皆無なので悔いなし。

間もなくポツリポツリ雨が落ち始めたが、この先本降りにはならず事なきを得た。

鹿ヶ壷のある安富町関への道や帰路となる地蔵岳方面への分岐を見ながら稜線を南進。天狗岩まで来ると大天井岳は目の前。

山頂部を短く登ると祠の建つ大天井岳山頂到着。

ここでも鉾立山同様、見通しが悪く明神山や七種山塊を見るのがやっとだった。
賀野神社 大天井岳より明神山
賀野神社 大天井岳より明神山
昼食を摂ったら来た道を地蔵岳分岐まで戻る。

稜線をはずれると岩場や樹の根っこの急坂を鎖やロープの手も借りグングン下る。

地蔵岳を見上げる展望岩上で見上げると、クライマーが登攀中。

もうしばらく下ると虹ヶ滝に戻ってきた。
大天井岳より眼下に坂根集落と七種薬師遠望 地蔵岳正面壁を攀じるクライマー
大天井岳より眼下に坂根集落と七種薬師遠望 地蔵岳・正面壁を攀じるクライマー

再度、しばらく写真を撮ったあと下山した。

展望には決して恵まれなかったが、心配した雨に降られることなく逆周回ルートでの雪彦山を歩くことができた。


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