◆【山行日時】 2012年11月3〜4日 3日 快晴のち頂稜はガス 4日 晴れ ◆【暫時、画像のみ】 伯耆大山・弥山 山頂避難小屋泊で行ってきました。 前日、初冠雪の便りは聞いていたものの、米子道のトンネルを抜け目にした大山南壁は思っていた以上の雪に覆われ、眩いばかりの姿で出迎えてくれた。 御机にて 茅葺小屋と南壁 登山口付近の黄葉 三合目 夏道には元谷分岐を過ぎたあたりから雪が現れ、6合目から望む北壁は真っ白で寒々しい。 あいにく、山頂稜線はガスのようだ。 7合目でアイゼンを履き、避難小屋には明るいうちの16時前に着いた。 五合目 六合目避難小屋と別山 大山山頂避難小屋 剣ヶ峰夕景 この後も山頂部の天気は回復せず、夕陽は見ることはできなかった。 本日の宿泊者11名、+小屋番1人。 小屋内の様子(入り口から内を見る) 小屋内の様子(内から入り口方面) 月光下の剣ヶ峰と槍尾根 月明かり 日付が変わるころには空は見事に晴れ渡り、月明かりに照らされた剣ヶ峰を見た。 夏にも同じ光景を見たが雪があると趣が違い、美しい。 風はなく寒さはさほど感じなかったが、それでも明け方はそれなりに冷えた。 米子平野の夜景 月光に映える剣ヶ峰 翌朝の光景は昨夕の夕景がダメだったことを忘れさせるほどの素晴らしいものだった。 見下ろせば鍵掛峠には、朝早くから多くの車が見える。 ここからの光景は素晴らしいが、きっとそこからも同じに違いない。 剣ヶ峰 朝日と烏ヶ山 甲ヶ山、矢筈ヶ山と剣ヶ峰 三角点よりモルゲンロートの弥山山頂 甲ヶ山、矢筈ヶ山と三鈷峰 影大山 下りは、昨日多くの人が歩いたからか登山路は荒れ気味で、凍結もしているので気が抜けない。 アイゼンは6合目まで下ってようやく外した。 石室近くより南望する 肉眼では剣山〜三嶺や法皇山脈、石鎚山も見えた 草鳴社ケルン 行者谷を元谷方面へ下ると、雪化粧した北壁や三鈷峰を背景にブナの黄葉が見事だ。 降りついた元谷は、これまでに見たことのないほどの多くの人でにぎわっていた。 それもそのはず、見上げれば雪を抱いた北壁や三鈷峰と、錦模様の山肌が描くコントラストが素晴らしい。 この光景を見上げながら、小屋で一緒になり共に下ってきた山口・防府の方とのんびりした。 大山寺集落に下るまで、大神山神社境内や大山寺参道があんなに人で溢れているのを見たのは初めてのことだった。 黄葉のブナと宝珠尾根 宝珠尾根と三鈷峰 元谷より剣ヶ峰方面と宝珠尾根を見上げる 行者谷の紅葉と飛行機雲 帰路、御机あたりの農道から見上げる南壁は、白い化粧がずいぶん落ちてしまっていた。 帰路、広域農道より南壁を望む 大山・弥山三角点にて ◆他の大山の山行記録を見る
夏道には元谷分岐を過ぎたあたりから雪が現れ、6合目から望む北壁は真っ白で寒々しい。 あいにく、山頂稜線はガスのようだ。 7合目でアイゼンを履き、避難小屋には明るいうちの16時前に着いた。
日付が変わるころには空は見事に晴れ渡り、月明かりに照らされた剣ヶ峰を見た。 夏にも同じ光景を見たが雪があると趣が違い、美しい。 風はなく寒さはさほど感じなかったが、それでも明け方はそれなりに冷えた。
翌朝の光景は昨夕の夕景がダメだったことを忘れさせるほどの素晴らしいものだった。 見下ろせば鍵掛峠には、朝早くから多くの車が見える。 ここからの光景は素晴らしいが、きっとそこからも同じに違いない。