伯耆大山(弥山)
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このページの画像はすべて Canon IXY DIGITAL 55で撮影しました

一の沢より黄葉の大山南壁を見上げる
◆【山行日時】 2006年11月03日  晴れのち時々うす曇

◆【コースタイム】

環状道路・一の沢=20分=林道終点・尾根取り付き点=60分=山頂(弥山)=55分=横手道=20分=駐車地点



パタゴニア


◆【画像のみ】

鍵掛峠で一夜を明かしたら、夜明け前から集まり始めた大勢の撮影部隊を横目に今日の目的地、一の沢に向かった。

先週も足を運んだものの思ったような光景には出あえず、また山行もなんだか中途半端のうちに下山してしまっていたので、ここから南壁を仰いだら一の沢・右岸稜を経て弥山へ向かうことにした。
10/29 鍵掛峠より大山南壁
それにしても今年の黄葉は色付きが良くない。

確かにこの一週間で少しは進行したようにも見えるが、この日も冷え込みはなく、峠で車中泊しても寒さを一切感じないどころか、明け方になって車外に出てもピリッとした寒さを感じることもない。

雨の降らないのも色の悪さの一因だろうが「山陽新聞に紹介されていた」と峠で耳にしたとおり、これで見頃を迎えているようだ。
このまま秋を終えてしまうかと思うと、ちょっと残念。

向かった一の沢の黄葉も決して鮮やかとは言いがたかったが、それでも、間近に仰ぐ大山南壁の見せる表情は素晴らしく、足を運んだ甲斐はあった(表題画像)。

一人っきりでしばらく写真を撮ったら、林道を歩き出す。

林道終点の崩落地手前から山腹を急登。草地に出た後は景色を楽しみながらのんびり歩く。

終始、急登だが高度はその分グングン増し、思わぬ短時間で山頂小屋南に出た。

林道終点付近より見る南壁次第にドームが圧倒するように見える(右端は天狗ヶ峰)


















ドーム直下(右は天狗ヶ峰と槍尾根)無名沢源頭部


















上方よりドームを俯瞰(画像上部を横切る沢は二の沢)山頂避難小屋


















二の沢、三の沢を俯瞰(右上部の白いところが鍵掛峠)山頂でくつろぐ人たち


















剣ヶ峰、天狗ヶ峰、槍尾根と烏ヶ山三鈷峰とユートピア、宝珠尾根上部(後方は甲ヶ山、矢筈ヶ山)
















賑わう山頂テラスの人混みを尻目に、少し先の三角点から剣ヶ峰や天狗ヶ峰、ユートピア方面を望んだ。

久しぶりにここから見た南壁、北壁や縦走路はずいぶんと荒れ、裸地化が進行しているように感じられた。

下りは正面登山道を桝水方面へ下りた。

大の沢桝水原を見下ろしながら正面登山道を下る


















小堰堤に出合うと左折横手道より見上げる


















桝水高原で三々五々憩う横手道の黄葉

















横手道まで下ると山頂同様、それぞれにのんびりくつろいでいる人を見ることができたが、山頂で見た人たちとはひと味違う、ほんわかとした秋の休日を楽しむ風景があった。

黄葉の横手道をしばらく歩き環状道路を歩くと、一ノ沢の駐車地点に着いた。

山頂部では老若男女、大勢の人だったが、頂稜に出るまでと頂上台地をあとにして横手道に出合うまでは誰にも会うことのない、とても静かな山行だった。


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