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ナナカマド |
◆【山行日時】 2001年10月14日 くもりのち晴れ
◆【コース・タイム】
林道・駐車地点=5分=坂ノ谷コース・登山口=45分=熊の水飲み場=7分=殿下コース合流点
=20分=三ノ丸展望台=33分=氷ノ山山頂
=30分=三ノ丸展望台=10分=熊の水飲み場=25分=登山口=3分=林道・駐車地点
◆【正味歩行時間】 2時間58分
◆【詳細】
坂ノ谷コースより三ノ丸と氷ノ山往復。
R29、戸倉峠手前の氷ノ山登山口の標識に従い右折。すぐに「やまめ茶屋」があり、ここをを過ぎると地道となり林道走行となる。ブナ林の中を縫うように走ること約15分、南西の展望が開けてくると駐車地点到着。
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坂ノ谷林道・駐車地点 |
標識に従い左手へ進んで行くと登山口。
しばらくは植林帯を登るので殺風景だが、大きな天然スギを右手に見ると、やがて周りは自然林帯になり快適な道となる。ブナも点在するとても気持ちのいい登山路が続いている。
程よい傾斜の登山路とあたりのブナ林とで上りにもかかわらず、ついのんびり歩いてしまう。
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快適なブナ林帯の登山路 |
明確ではないものの「熊の水飲み場」までに熊の足跡らしきものもあったものだから、そこでは熊になった気持ちで水を呑んでみた。
そんなもんだから、
「周りのササの中から『ガサガサッ』とでも音がしようものならどうしよう」
とちょっと気は焦ってしまった。
やがてブナ林も終わりササ原を歩くようになると殿下コースの登山路と合流、うしろには奥播磨の山々が広がるようになる。
”見返りの丘”まで来て後ろを振り返るとさらに展望は広がり、とりわけ藤無山が印象的だ。
ササ原の中に立つ標識に従い右へ進むと三ノ丸避難小屋前を通り三ノ丸展望台到着だ。ここで始めて氷ノ山が見えるので少しは感激できるかもしれない。
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ササ原の向こうに氷ノ山 |
氷ノ山へは見た目ほど時間はかからない。稜線上の紅葉を楽しみながら行こう。
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ナナカマドの紅葉 |
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山頂直下のササ原 |
いつもの通り、山頂は人だらけ・・・。
風を避け新築の展望台で食事の後、そそくさと三ノ丸へ。
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稜線上から三ノ丸を望む |
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ササ原と蒼い空 |
山頂に居た時、稜線にはガスがかかりどうなることかと心配させられたが、このガスが晴れた後の稜線はむしろ見通しは良くなったようでササ原から見える空の蒼さが際立った。
三ノ丸展望台からは先ほどにも増して大きく展望が広がっている。
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三ノ丸からササ原越しに三室山、後山方面(左画像)と扇ノ山 |
鳥取側の展望台へ立ち寄ってみると登山路脇に真っ赤な実を沢山つけたキャラボク。
空の青と樹の緑、実の赤がそれぞれ目に眩しい。
分岐まで戻り下山にかかる。
殿下コース分岐点で眺望はなくなるが、その後はブナの森で余韻を楽しもう。
植林帯を下るようになるとやがて登山口に出て、駐車地点の林道へはほんの少し。
◆【ワン・ポイント・アドバイス】
当コースは距離的に少し長いが、植林帯〜殿下コース合流点ではブナ林、〜三ノ丸・氷ノ山間では展望を楽しみながら歩ける。
◆氷ノ山の他のコース・データを見る
◆【他の画像はこちら】
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