千ヶ峰 (中国山地最東端の千b峰)
千ヶ峰

山頂より笠形山を望む
◆【山行日時】 2001年9月1日  くもり一時晴れ
◆【コース・タイム】
三谷コース・登山口=35分=岩座神(いさりがみ)コース・合流点=20分=千ガ峰山頂

=15分=七不思議コース、見晴台分岐点=2分=雨乞岩=8分=新・七不思議コース、唐滝分岐点=13分=唐滝

=8分=禊滝=15分=岩座神ロッジ=27分=三谷コース・登山口
◆【正味歩行時間】 2時間23分
◆【詳細】
三谷コースより山頂、新・七不思議コースへと下山。

トイレもあるとても立派な三谷コース登山口に駐車して、まずは沢沿いの登山道を登って行く。
三谷コース・登山口
すぐに雄滝、雌滝が現れるが、どちらもそう落差のある滝ではなく、また水量も少なかったせいか、ちょっと期待外れ。
沢を渡り、左岸を進むようになり、辺りの木々は植林帯から雑木へと変わる。しばらくしてもう一度沢を渡ると、沢を離れ急な上りとなる。尾根道となり急登だ。おまけに丸太で土留めを施した道なので少し歩きづらいが、徐々に後方の展望が開けてくるので楽しみながらゆっくり行こう。

やがて岩座神からの岩座神コースと合流。雑木のトンネルを進むようになると樹間からは時折山頂も見え、右手、杉原谷越には篠ヶ峰も見えてくる。
篠ヶ峰
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展望の開けた山頂直下の急登をこなすと、東西に少し細長い山頂の東にひょっこりと出る。

山頂からの展望は素晴らしく、特に今日は見通しがよく、かなり遠くまで見渡せる。
南東には、六甲連山や淡路島はもとより大阪湾を挟んで対岸の泉州。
山頂より南東面の展望
(中央手前に大きく妙見山。その左手遠くに六甲連山と右には淡路島)
南には笠形山が大きく、右遠くには白く光る瀬戸内海とそこに浮かぶ家島や小豆島。
笠形山と右遠くに家島諸島
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また、山頂付近の登山道にはわずかながら可愛い花も咲いて、目を楽しませてくれる。
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ただ、山頂に着いてようやく見える北面の展望のうち、県下最高峰、氷ノ山の山頂付近に雲がかかり見ることができなかった。藤無山や須留ガ峰、蘇武岳、北東には大江山をはじめとする京都北部の山々もくっきり見えていたので、これだけが残念だ。

しばらく展望を楽しんだ後、七不思議コース方面へ下山する。山頂から南西に伸びる稜線上の下山路はすぐに急な下り坂となるが、神崎町・作畑へのコースを分けると歩きやすい尾根道となる。七不思議コース分岐を過ぎると、すぐに岩座神・七不思議のひとつ、”雨乞岩”。

なおもスギの植林帯や雑木の茂る尾根を進んで行くと再び分岐があるので、ここから尾根を外れ下って行く。
尾根から分岐点
やがて、急な植林帯を下るようになると沢音が聞こえてきて、さらに急な道を下って行くと唐滝(岩座神・七不思議)に着く。
唐滝 禊滝
新・七不思議コースをもう少し下ると禊滝。どちらの滝も雄滝、雌滝同様水量が少なく、少々迫力不足。

滝を後にすると植林帯を下るようになり、やがて七不思議コースと合流、コンクリートの林道に出ると間もなくアスファルトの道路に出る。
岩座神ロッジ
コースタイム案内板
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駐車地点の三谷コース登山口へは県道、三谷・岩座神線を30分ほどだ。
◆【ワン・ポイント・アドバイス】
人気のコースの為入山者は多いが、広い駐車場(20台以上、可)があるので駐車に関しては心配無用。
トイレあり。

下山路の新・七不思議コースは、尾根上も含め静かな山歩きが楽しめる。
ただし、尾根を外れて以降、唐滝付近までスリップ注意。

本来は、唐滝より従来の七不思議コースを下山するつもりだったが、禊滝方面へ下山してしまった為、そのまま新・七不思議コースを下山した。


◆【新田コースのデータを見る


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