◆【山行日時】 2001年4月22日 晴れ
◆【コース・タイム】
こぶしの村・駐車場=50分=弘法の池=5分=千町ガ峰山頂
=5分=無線小屋=5分=千町ガ峰山頂=30分=こぶしの村・駐車場
◆【正味歩行時間】 1時間35分
◆【詳細】
こぶしの村駐車場に着くと、草木川に架かる鉄製の立派な橋があるので、それを渡り登り始める。
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登山口の橋 |
こぶしの村キャンプ場を通り沢沿いの道を進んで行く。植林帯と自然林帯が交互に何度か現れ、次第に傾斜を増して行く。
コース中、ほぼ中間点の登山道が少し広くなった場所で左手に谷越しの山が見えるところはあるが、その他の地点では展望のないきつい上りが続く。
やがて、長い植林帯を登るようになると上方に明るくなった自然林帯が見えるようになる。ひと頑張りで植林帯は終わり、足元にはササが茂り、周りにはアセビやマツが点在する明るく開けた道となると間もなく弘法の池に着く。
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弘法の池、分岐(右へ、すぐ) |
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弘法の池 |
ここまで来ると、頂上はすぐそこだ。
頂上からは特に東側の展望が素晴らしい。
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須留ガ峰、大杉山と遠く妙見山 |
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氷ノ山とその引き立て役の藤無山 |
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千町ガ峰山頂 |
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アセビの花と夜鷹山 |
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段ガ峰〜達磨ガ峰 |
北西には藤無山の奥に、どこから見ても堂々とした氷ノ山と、鉢伏山への稜線の向こうに青が丸。真北には須留ガ峰山塊と妙見山、蘇武岳。
東には段ガ峰〜達磨ガ峰や平石山の向こうに粟鹿山や千ガ峰、笠形山。その左右のさらに奥には丹波の山々や六甲連山もかすかに見えているような・・・。南には砥峰、夜鷹山や鉄塔を林立させた暁晴山。
しばらくは、山座同定に暇がない。
すぐそこに無線小屋があるので、
「どうせ展望は、こことそう変わらないんだろうな〜」
とは思ったが、行って見ないことには解からないので行ってみる。
案の定、どうって事はなかった。
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達磨ガ峰と千ガ峰の稜線 |
再び山頂へ戻り、後から来られた年配のご夫婦と少し話した後、来た道を引き返す。
弘法の池を過ぎると間もなく植林帯となり沢沿いの道を下って行くと、やがてこぶしの村に出て、橋を渡れば駐車場だ。
◆【ワン・ポイント・アドバイス】
登山口へは
一宮町市街地が終わる辺りでR29を大屋・明延方面へ右折して県道6号へ。(厳密に言えば、直進)
R429の交差点を過ぎると間もなく百千家満(おちやま)集落。右手のコンクリート壁に草木・千町、こぶしの村への標識のある小さな三叉路を右折。つづら折れの道を進むと草木集落。ダム湖が終わると、やがて右手にこぶしの村駐車場がある。
登山道は特に問題なく歩きやすいが、そこからの展望はほとんどない。
この時期、弘法の池手前から現れるアセビの樹が、美しい花を咲かせて迎えてくれる。
◆【他の画像はこちら】
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