夢前の播磨富士・明神山を6年ぶりに訪れた。
紅葉の頃に来るのは初めてだったので、共に展望のよい尾根伝いのAコースから上がりCコースへと下りるルートで歩いた。
山頂に着いてみると様子が一変。
かつてとは違う山頂に来たかのような錯覚に陥りそうなほど変わっていて、以前はあまり展望が利かない印象だったものの、今は山頂自体が広くなり南西側を除いてぐるりと展望が利くようになっていた。
眺望はまずまずだったが欲を言えばやや霞がかった感があり、南の瀬戸内の島々や明石大橋、北西の那岐山、三室山や北の氷ノ山といった遠景は思うにまかせなかった。
しかしその分、近景の紅葉が十二分に目を楽しませてくれ、この時季ならではの光景を満喫した。
なかでも、樹を伐採したことで展望が利くようになった北西から北にかけての山腹の紅葉は特に素晴らしいものだった。(表題画像)
下山路としたCコースから振り返り見上げると、紅葉に彩られたピラミダルな山頂部が凛々しい姿で見送ってくれていた。 |