◆ フェアプレーの奨め
1.全力でプレーしよう
(1) 勝利のために全力でプレーすることはフェアプレーにとって欠かせないことです。ルールにしたがって激しくプレーする中で、バ
ランスを崩されたりしてもすぐ立ち上がってボールを追いかけよう。ちょっと体を当てられただけですぐに倒れてファールされたよ
うな振りをしたり、自分からわざと倒れこんで審判をだまそうとするような行為は絶対にやってはならない。
(2) 相手のフリーキックの時は、すぐにボールから9.15m以上離れなければならない。特にゴール前で壁を作るとき、審判の「下
がれ」という指示になかなか従わなかったり、ましてや壁からキック前に飛び出していくようなことは卑劣な行為である。
(3) スローインやフリーキックで相手ボールとなった時、ボールを持っていたり自分のそばにあったりしたら、すぐに相手に渡そう。
わざとボールを遠くへ持っていったり、なかなか渡そうとしなかったりするのは、相手とサッカーを楽しむ時間を自ら短くしているこ
とになる。
2.握手をしよう!
握手は友好を示す世界共通の行為である。試合前はこれからの健闘を誓い合うために、試合中は激しい戦いの中での友好の
証として、たとえば、相手にファールをしてしまったようなとき、悪かったということを示すために握手をしよう。とくに、試合が終わっ
たあとは、勝っても負けてもお互いに全力を尽くして頑張ったことを讃え合うために握手を交わそう。また、審判にも感謝の握手を
しよう。
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